別に僕は陰陽師などではないし、ブードゥー教の何かでもない。
だけど、気づいたところがある。
呪いは有る。
小説に有るような魔術や呪いと「同系統」のものだと認識できた部分があった。
その対策方法を記載しておく。
(職業的なトコを言えばコピーライターだったり、プランナーだったりでまぁ近しいとこもあるかな?)
とりあえず、一連のものを「呪い」とし、呪いに対してまとめておくのでこの投稿を「呪いキャンセラー」とでもしておく。
■片付かない呪い、病気
本当に病気の人は病院へ。
プチ片付かないなひとは、片付かない人だと自分を認識してるとこも。
自分を片付かない人と認識して片付けることをやめていいと曲解する。
片付かない人も片付けないと汚いので片付けましょう。
片付かない人も片付けなければならない人です。
コレは社会責任であり、人としての最低限の義務でもあります。
■ゴミの日の呪い
厄介なモノにゴミの日がある。
指定日が来るまで捨てられない。
まぁ、仕方ない。
ただ、それが嫌なら少し高級なマンションにでも引っ越してしまいましょう。
そうすればゴミの日は無くなります。
毎日掃除してゴミ捨てしたって構わない!
困ってた人、さぁ、引っ越しのご準備を。
■モノの呪い
認識の呪いの延長にモノの呪いが。
積んだり棚に収納できないが捨てるには勿体無いモノが大体それ。
最終末端部分=ターミネータになるところは、得てして何か立ち入れない状態になっている。
●手紙
●体重計
●写真の紙焼き
●いつか使うだろうどうでも良いもの
●ノベルティ
●文房具
●将来が決められた場所、モノ、人
●取り壊しが決まっている物件
大体そんなだ。
延長線上に
●許嫁
があるかも。
許嫁なんてまさか?
と思うが、医者の世界にはあるみたいで、医院長の娘にフィアンセが居るってのを何度か見ている。
可愛いが籠の鳥。
僕はたまたま遭遇のレベルだし、価値観が違いすぎて綺麗だけどまぁどうでも。
本人同士は悪くは無いらしいが、そんなものと覚めていたのを憶えてる。
ただ、恋愛などにおけるリスクや金持ちの被る詐欺などへの被害を考えれば、クレバーな対応であり、本人たちも納得のご様子。
アレは、ヤバイ虫をつけないためのバリアにもなってるので、呪いの逆利用にもなってる気がする。
なるほど、金持ちらしい契約という名の呪いだ。
■モノの呪い対策
モノの呪いに関しては、しまうことだ。
その際に、変な場所にはしまわない。
しまう場所が見当たらず必要でないものは捨てるにことにしよう。
また買えばいいじゃないか。
しまうときにアタマにイメージするのは
「あるべき場所」
に戻すこと。
そして、不要なものは
「捨てる」
だ。
まぁ「捨てる勇気」なんて言葉も有るが、その実、勇気なんでいらない。
分別してポイポイやればいい。
■取り壊しが決まっている物件
コレは結構な呪いだ。
僕もコレにやられてはや10年、買ってしまったので仕方ない。
貸すと立退き料が発生するので、貸さずにとりあえず過ごしてる。
そうなると、将来が見えてくるので、片付けるのが億劫になるが、まぁ、生活もあるので片すべきだし片している。
対策としては、買わない。
中々大変なもんだぜ?
■モヤモヤ
仕事でもモヤっとした案件はあるが、途方もないもの、なんとなくモヤっとした問題。
コレは意外に奥が深い。
対応する方法はあるのだが、大小すら分からず、もしくは実態を掴めなくする何かが介在しモヤっとしてる訳で。
で、モヤっとを取り除く方法を模索する。
モヤっととはなんなのか?と。
じゃ、その状態に名前をつけてしまおうではないか!と言うのが簡単。
他にやり方があるにはあるが、データを揃えるとかだとデータの取り出し方で失敗したりもするから簡単なものを。ということだ。
■認識の仕方
●名前をつける
●名前をつけるという呪いを知る
●呪い周辺やそのものの状況をリスト化する
●呪いに関する地図を作る。発生パターンや及ぼす人的範囲など
●対応手順のロードマップを作る
●時間が経ったら認識を改め、不用とする
●将来という呪いを知る
●不要な将来に備えない
●知った上で居直る
実は皆さん陰陽師ばりに呪いの解除を日夜行っている。
未来の死という生きるものすべてに有る最大の呪いに対する対策を日々実施している。
特にビジネスマンなら当たり前に。
答えは簡単。
生まれてから死ぬまでの流れを「時間」と名付け認識している。
ある一定量を年、月、日とし、いち日を24分割し更に60分割している。
そうする事で、明日へ絶望する事もなく、35年ローンが組め、待ち合わせに10分前に到着していられる。
本当はよくわからない環境変化を朝とか昼とか夜とか呼んだり、四季を作ったり、厄年を認識したりもする。
時間のボリュームがわかるようになることで、人生40年とか、不惑の四十とか、そういう事が言えるようになる。
最近だとそういうジャンルでは前期高齢者とか後期高齢者とかがあるかな?
まだ前期だ。
ってね。
時間を認識する活動は大体そんなだ。
タイムリープとか時間旅行ができたとして、前にしか進まない世界を包む呪いの中において、時間を顕在化し認識する事は、個人の持てる総時間数の総和が手に取れたり、目的を完遂するためのスケジュールを組む事を考えたり、文化において多くを得たことになるのだろう。
■掛ける呪い
写真をご存知だろうか?
真実を写すというアレ。
だけどその真実を写す写真と言うのは、魂を吸い取るとかどうとかの前に日本語の呪いがある。
真実を写す?
真実を知ってる人にすれば嘘800だ。
要はネーミングがもたらす嘘だ。
フォトはフォトであり真実を写すなどとは言ってない。
写真は加工もできるし、複眼の人間と単眼のカメラでは見てる世界は微妙に本来は異なる。
写真は真実を写すのだ!と譲らないひとが居るが、アレこそ呪いに掛かった状態だ。
認識を誤りその誤認を信じ真実と願う。
写真に写った乱反射やレンズ構造から出る偽色をオーブだ、UFOだ、心霊だと言うのは真実などではない。
写真というネーミングがもたらした真実を写すという概念の延長だったりもする。
(デジカメになってそれらは急速に減ってる。デジタルになり症例が多くなり、レンズの出すゴーストがお化けじゃないと認識できるようになったのも大きいのかも)
鰯の頭も信心から。だ。
名前をつけて存在を顕在化するのは上の時間の認識の例で達成しているが、写真の例のように名前をつけることはその対象の本質さえ信念として捻じ曲げてしまうことがある。
スマートフォンも、全然スマートじゃないけど、スマートたと言い続け、共通認識に至るとスマートに感じてしまったり。
あれは、部品数が少なくメーカー的にスマートな電話なのだと僕は解釈してるが、その概念は僕による反証の呪いでしかない。
一度掛かった呪いは、反対側の呪いを使い中和でもしないことには元に戻らないし、中和しても、両翼の呪いがあるだけで認識外に飛んでいく訳ではない。
時間を認識する事を前の部分で触れたが、時間という名前をつけてモヤっとした流れを掴む事ができたと同時に、モヤっとした前にのみ進む流れを命名する事で「時間」を「時間」意外として認識出来なくする呪いをかけた事になる。
命名という意味では、そんなややこしい話をする必要はない。
キラキラネーム、もしくはDQNネームと言う例がある。
本当に有るのかはイマイチ信じがたいことだが両親合意のもと新生児に「光宙とかいてピカチュウ」という名前をつけたとする。
すると、黄色いカラダでなく、電気も出ないのにその彼はヌマクローでもヒトカゲでもなく「ピカチュウ」として育ち、入試で「光宙」と記載し、入社試験の面接官に「聞きにくいんだけど、下の名前はさぁ」と言われる訳だ。
そうなってくると、医者とか弁護士とか名前を呼ばれる業種には就きたくなくなるし、陰陽バトルみたいに真名の探り合いを毎日する事になったりする。
ならなかったとして、まぁ頑張ってくれたまえ光宙先生。
俯瞰してみる。
ラブリーな黄色いヤツと同じ名前になってしまうと、どうにも電撃100万ボルトだ。
妙なところにチカラが入ってしまい、ヤル気は空回りだ。
たとえば学業の成績を上げる事を目指す際も、そこに名前に対するコンプレックスが介在し勉強に向くはずの情熱の熱量をロスする事になる。
陸上の選手になろうともオリンピックに出ようとも、名前が問題になり空回りの可能性が高くなる。
太郎とか、そういうシンプルなヤツもどこかでコンプレックスにはなるが、ピカチュウよりは全然いいような気がする。
まぁ、それくらいネーミングと言うのは重要なものだ。
で、簡単な呪いを掛けようとするなら、名前をつけてあげるのが良いんでは?と。
液晶テレビを四角い光るヤツとか、シリコン平面とか言うだけでかなり違うし、出来損ない非PC向けLCDモニタとか、イイ加減で解像度のない家庭用モニタとか、言うだけでも違う印象。
もしくは、マスメディア視聴特化型専用LCDと言うのもまた何か違う。
お茶の間のオアシス。コレでもイイ。
全然違う。
対象を捉え、上げ下げ、イイもの悪者どう仕立てるか?で呪いは掛けられる。
クリーンヒットが決まればずっと40年くらいその名前になる。
もっと高度な呪いも有るが、取り敢えず初歩だ。
■高度な呪い
高度な呪い?と触れたので少し触れておく。
呪いとは、認識であり、その認識に人が従う事にある。
印象操作も、アダ名をつけることも、ラブレターを書くことも、親同士で子供の結婚を決めてしまうことも大体呪いだ。
名前をつけるのに関しては、結構詳しく書いたつもりだが、後者のラブレターとか、親同士で子供の結婚を決めてしまうというジャンルが高度な呪いだ。
要は契約のこと。
マジックスクロール
呪文の種明かしをすると、多くは悪魔との契約だったりする。
人は時として悪魔を超える悪になる。
なにも、異形との契約の全てが呪いや魔法になる訳ではなく、現実に生きてる人との契約は十分に呪いとなる。
目の前には何もないのに契約によりしばり、動けなくする。相手を自在に動かすことさえできる。
魔法のカードもある。
クレジットカードなんて呼ばれてる。
契約により縛るという意味ではリボカードなんかはかなりの呪いだ。
返しても返しても返済されない未来への呪い…。
全然だろ。
カネが引き出せるのが魔法ではなく、カネの対価として契約者を拘束し未来永劫続く返済の流れに組み込むと言うのが凄いって訳だ。
この辺りはナニワ金融道でも読めばわかる。
証文の拘束力という意味じゃ時代劇だってイイ。
劇や漫画に有るということは、みんな遭遇する可能性があり、心に刻む何かがある訳だ。
まぁ、ココらのものにはあまりハマりたくない気もする。
その他にも契約なんてのは大人の階段を登ると色々出てくるから、それこそあまり深入りする事をお勧めしない。
昔は社長や総理大臣になりたい!なんて事を子供が口走ってたが、今やyoutuberがなりたい職業になったりする。
総理大臣なんてのは、契約の果てにあり、社長なんてのも契約リスクの先にある訳で。
契約が不要という訳じゃないし、必要なものは契約するとイイだろう。
自分の結ぶ契約を見極め自分のいる状態に名前があるかを考え、自分を紹介しやすいものに変換するトレーニングを行って行けば少しは自分をコントロールできるようになるだろう。
呪いキャンセラー
そんなものは無いのだけど、呪いの正体が大体解れば対処は可能という事は分かっただろう。
いわば、この文章が呪いキャンセラーだ。
別段そういう機器がある訳でも無いが、それでも気が向かない、ピンとこないならナニワ金融道がイイなと思ったりする。
アレは現代の呪術俯瞰黙示録だ。