絵描きは提案者であれ。

絵描きは提案者だ。

描いた絵が誰かの家に飾られるものなら、特に飾られたいから描いているなら…
空間をどうしたいか、
生活や室内の空気をどう変えどのようにコミュニケーションが起こるか、その時その絵がどのようにそこに有るようにするかを意識し提案するべきだ。
広い意味でのメッセージの提案者になるべきだ。

さもなくば、その絵描きの描いた絵は散漫で居心地の悪いものになりかねない。

折角あなたの絵に出会い買い入れてくれたのに提案が些末なものでは相手に対して失礼だったり、出会いが残念なものになってしまう。

そんなことは、当たり前なはずなのだが、多くの場合自我が強すぎコミュニケーションがうまくいかず、うまくやれない人が多いようなので、老婆心ながら書き留めておく。

全てはバランスだから、提案が強すぎても、相手の要望に沿い過ぎてもよくなかったり。
時には期待を裏切るようなエンターテイメント性が必要だったり難しいころもあるが…
まぁ、そのあたりは絵描きの持ち味だったり絵の本質な部分で他人がとやかく言う部分ではないので僕はなにも言わない。