■ネット世界のおさらい
Googleが検索エンジンの覇者となって久しい。
2000年くらいかな?
「先輩!Googleって凄いっすよ」って言われてふーん、と思いながら使いはじめたのは。(ちょうど会社を変わった頃だな…)
それから数年経たないうちにGoogleは検索エンジンの覇者になった。(2004年くらいに日本のヤフーもGoogleの検索エンジンを採用したしね)
で、Googleの検索に掛かることが広告を効率的に表示し消費してもらうことに繋がるように。
広告でなくても、例えば企業のWebサイトにしてもなんにしても、とにかくGoogleに検索されることは情報を発信するひとにとってとても素敵なことなわけで。
で、SEOなんて言葉が価値を増すことに。(名前や定義は有ったが今日のそれとは随分違う)
かいつまんで言うと「検索エンジンGoogleへサイトを最適化する」ということ。
過剰な手段に出たり流行りが有ったり、Googleさんの対策といたちごっこだったわけだけど、パンダやらペンギンやらで大体一段落?
(狭義ではGoogleの検索エンジンにどう掬い上げてもらうか大会って感じでもあった…)
で、SEOは最近は失速気味に。
■ネットが少し変わる
そんななか周辺世界では何が起こったか?
日本ではヤフー知恵袋やTogetterや2ちゃんねるのまとめサイト、まとめまとめサイトが発生。
Twitterがなんとなく受け入れられ、スノビー/リア充層はFacebookへ。
庶民はLINEへ。
そう、ネットは分断していきはじめた。
■ネットの活用法が変わりはじめる
ラインやFacebookみたいにログイン必須、身内コミュニケーションがひとつの潮流。
もうひとつがマイクロブログ、Twitterに代表される「細かく、刹那的な言葉の海」がネットを覆う。
Googleは更新されひとが書き込み続けるサイトを好むからTwitterは珍重される…が、意外と意味のない文言の羅列で検索の品質は落ちる一途。
Twitterにはパクツイなんてするひとも…
で、文章自体は2ちゃんねるの転載な2ちゃんねるまとめサイトも人気は有るものの、検索という意味ではまとめまとめサイトなども出る始末でどうにも誉められた状態ではないなと。
リンクが多く貼られトラフィックが上がることが人気といういみでは、はてブの増田なんかもGoogleからすると微妙なコンテンツなのかも。
で、Googleは対策を打つことに。
■検索されやすさのルール、線引きを変える
サイトコンセプトや仕掛け的にトラフィックが上がってるタイプのサイト、人がワラワラ集まるサイトをどう排除するか?が対策課題のひとつ。
アノニマス、2ちゃんねるで言う名無しさん、ネットで言う非ログインユーザーを排除するには?
検索にとって有益なネットを作るには?
背番号制じゃないけど、ひとつのプロフィールにまとめて、そのプロフィールを軸にGoogleに対して正しい行いをする!と宣誓したひとをまとめあげ、
その中でGoogleが考えるインターネットに沿った価値ある記事を書いた人物を上位者として扱うランキングをつくりその順位者が書いた記事を上に掲載していこう!と言うことに。
■いまGoogle+が熱い?
で、そのランキングの名前をオーサーランクと呼び、プラットホームはGoogle+にという風なストーリーがいま目の前にある。
■Googleじゃなきゃダメ?
はい。
Googleこそがインターネットだし、Googleという基準があることは意外と良いことかと。
仕事で考えると、数は正義。
日本ではヤフーもGoogleの検索エンジンを採用してるから、GoogleがインターネットでありGoogleこそネット検索の全てと言っても言い過ぎではないと。
■転落?Googleのオーサーランクからハブられたら?
おそらく著作を糧に生きるネットのひとという人種ならオーサーランク落ちは人生の転落になるんだろうな。
新しいダークヒーロー誕生の瞬間はそこにあるのかも知れない。
もしくは、アメリカの司法取引みたいに過去を清算するシステムが設けられるのかもしれない。
■Google以外で生きる?
まぁ検索エンジンもFacebook世界もAmazonの世界も有るわけだし、ネットに名前を失うことで得られる何かもあるのかも知れない。
ただまぁ、無茶はしないことだ。
■いま何をすべきか?
Google+でアカウントをつくりフォローを増やすとか?
(実名・顔だしが必須らしい…)
■未来はわからない
Googleの今回の取り組みは画期的だが、また対策してくるひとも出るだろうし、はてブの増田やヤフー知恵袋が無くなるわけでもないだろうから、気にすることもないのかもな。
なんにせよ、先行するなら取り組んでみて自分に合わなければ対応をやめれば良いのではないかな?
とりあえず僕は自分でできることをはじめてみようと取り組みはじめた。
良かったら僕のGoogle+アカウントをフォローしていただきたいな、と。