初ギンレイホール

飯田橋、特に神楽坂方向で働いていながら、ギンレイホールには行ったことがなかった。
20年前、近所のおねーさんが友達連れて「ギンレイホール」に行ってきたという話をしていたのを覚えている。
会員になったって話を目をキラキラさせながら話ていたっけな。
いま目をキラキラさせてはいないものの仕事の合間にギンレイホールだ。
今日はトウキョウソナタ。
うん、楽しみだ。

デジタルな遺産とブログの次

仕事で色んなサイトの将来の発展とか、
次に何が来るかを考えることがある。
大掴みな流れで
個人のホームページや
草の根ネットに始まり
2ちゃんねる
出会い系があり
ミクシイが来て
アメブロやらはてななどの
ブログに行き着いている。
モバゲーやニコニコ動画、ピクシブ、発言小町なひとも多いようで。
アマゾン、楽天、Google、ヤフーなどとは違い急進するそれら
みんなPC使ったりケータイなどの手にいれやすいツールで、よくいくメインにしてるサービスの主流を変えて生きている。
例えばいま4年前によく見てたサイトを覚えていますか?
で、よく見りゃミクシイとブログは似ていて、ミクシイと2ちゃんは似ているが、2chとブログは違う(チラ裏でと突っ込まれた書き込みは除く)
もっと引いて見れば、どれもバランバランで、瞬間的に人が多かったサービス、
強力におもしろかったヤツが多かったサービスがもてはやされてるんじゃ?
と。
みんなネットの中をジプシー見たいに民族大移動してる感じ。利用者は気まぐれに面白い状況を求め時に集まり時に散り散りになって動いている感じ。
ひとつはそれが今のネットらしさ。
祭りや火事が大好きで、物見に行くのが楽しい感じ。
ネットを介してみんなワイルドになってるんだなーと。
出会い系なんて内容もワイルドだしね。
でだ、
ボタンひとつですぐにつく放送コンテンツが無料のテレビ
(古くは中々映るまで時間がたった)
洗剤の山と共に契約してしまう紙束、新聞
つまみの調整が難しいラジオ
なんかとの違いは、
巨万の富を築こうと目論む視聴者にとっての絶対的秘密組織のエロい思考
(クライアントさまが儲かるよう綿密に練られたプランニング)
が根深く介在しているかどうかだと思う。
新聞だってずいぶん意図的にデタラメ書いてるし。
テレビもスポンサー無いと持たないし。
ラジオはいま変なことになってるからおいといて、
とにかく、情報の授受や、趣向、目的がはっきりしていて実験もかなり繰り返されてきたわけだ。
それに比べネットに出てきてるサービスは、今は色々面白いものがあるのと、
ユーザとガジェットとメディアが成熟していないのがこのジプシーグループスなワイルド状態を誘発した原因かと。
モータリゼーション、馬車から車へのシフトとか、本田宗一郎の生きた時代の滅茶苦茶加減をいま味わっているんだなと。
しかも、まだ暫く終わらないモータリゼーションをだ。
(14.4とかのモデムでピーゴロゴロ言ってたヤツが、ケータイで地図見て動画撮って世界中とシェアしてるんだぜ?変だろ。)
技術的に枯れてないから、スタンダードが決定しづらい。
これが面白状態の大事なソースのひとつね。
で、
新サービス、新技術が出るたびに有像無像が大挙、退却を繰り返す。
ジプシーは行くよどこまでも。
そんな感じ。
はじめにサービスが発生し、その中でつき抜けたサービスを始めると人が集まり、またそのつぎが出るとそっちが盛り上がる。
(蒸気機関の発生に似てる!)
成熟する場合もあるけど間違うとボコボコになったり。
でだ。
現実世界では、過去は忘却、無くなるが、デジタルは消さなきゃ残る。
そうすると、それらの情報が実はとっても面白いくなるんじゃないかな?って思うんす。
そこには、Googleでは対応できないゾーンや遊びがいっぱい詰まってるんじゃないかな?って思います。
(Googleなんてまだ文字レベルの要求や表層の地球しかクロールしてないんだし)
みんながクルクルパーな振る舞いをしている、70年代の普通の人の昭和が世の中に一般道にぶちまかれる感じ。
グーテンベルクが機械いじりして悩んでる顔を、デジタル一眼で撮影→VAIO-Pで世界にアップしてる感じになるんだ。
ちょっといじると自分の過去がズバーンと残っていたり!
そんなおかしなネットのスペースが次の遊びを待っているんだなーと思い中。
記憶主体の勉強は、記憶デバイスの発達で淘汰されるから、勉強も流行らなくなるし、やっぱなんか奇妙キテレツな世の中がやってくるんじゃないかな?
(ガッコでの真面目さ、優等生なテイストは、いまあんまり活かせてないんよね。
だから勉強らしい勉強が幅を利かせる世の中にはシフトしてほしくない。
核や共産、ドリーは今?ってね)
と。
いや、その方が企画たててて楽しそうだから、そんなことを言ってみた。
ただ、SFじゃない近未来にそこらの野良情報で楽しく遊ぶ時間はすぐそこに待ってるような気がする。
その他の話は仕事で御一緒できる際にでも話しましょーよとお茶を濁して締めることにします。

箱根駅伝

箱根駅伝の季節がきた。
今日は復路で久々に見ている。
大詰め鶴見中継所を越えた。
大学に入った頃は仕方なしに行ってたが、こう言うとこで活躍してるのを見ると悪くないかなと思う。
師匠に逢えた。
アート・パルを友達と始めた。
好きな女の子と過ごした。自転車レースツール・ド北海道に(一般で)出た。
絵を描く日々が好きだった。
スキーに良く行った。
バカな暮らしをした。
写真を始めた。
その他にこうやって毎年自分の母校がテレビに写るのは気分がいいものだ。
元気を分けてもらったきもする。
今年も頑張ろう。
そんな気分にさせられる。

銀座CHANEL NEXUS「モダンな白眉 パリ・セガン島 兵庫達弥写真展」

銀座に来てRICOHのリングギャラリーで大森大道なはずだったが振られた。
リングギャラリー今日休館らしい。
三愛のビルでエレベーターに同乗したにーちゃんに教わる。
あー、ありがとう。
で、銀座CHANELだ。
プラダならプレゼントしたことがあるがCHANELはない。
この季節の空気に当てられヤケになった訳でわ無く、目的はシャネルが企画しているギャラリーNEXUSだ。
いかにもシャネルななおねーさまに誘導され、ギャラリーのある4階へ。
「モダンな白眉 パリ・セガン島 兵庫達弥写真展」
パリで活躍していた服飾デザイナーの写真展。
写真家と言われるひと達とはアプローチが違う。
作品感、作家性よりスナップの延長、感動とかちよっと素敵だなという印象を繋ぎ止めた写真というか。
見ていて油濃くなく、被写体のパリの中心を外れたスエた退廃感と合間ってゆっくりリラックス感のあるしかし洒落た展覧会だった。
脱力しすぎないギリギリというのはホントはスゴく際どく貴重かと。
年末までやってるらしく、ちょっとメカシテ銀座に来た際はおすすめできるイベントですね。
特に人が少なく市井の展覧会と違う展示は別世界を味わえ、作家のみた世界に浸れるかと。
少しやる気をもらいH&Mに寄って帰宅。

フィガ○ジャポンの加速系(?)Web

http://madamefigaro.jp/
や~、RSSで読んでるサイトに「すごいぞこのウェブ」的な話
http://www.excite.co.jp/webad/special/rid_2563/
があったので、みてみたのだが…
なんての?
一言でいっちゃうと
キモイ?
吐きそ?
年末の二日酔いなじきだからかな~?
先程飲んだラテの牛乳痛んでた?
(実際いま吐きそう。)
いやいや、なんだコノ不快感…
端的に言うと、雑誌を無理やり見せられてるみたいで何か、拷問に近いです。
白人子供モデルのアップとか
ブラーかけながらスピード感持てグーッと大きく見せられたり
視線の移動を強いられる。
そんな効果、見るほうは全然期待してません。
もっと、優雅でおしゃれな感じの空気感が売りの雑誌と思ったらWebはこれ?
どうなの???????
(正直、かなり逝ってる。)
まぁ、突っ込んで話してもしょうがないのでこの辺で。
(普段のシゴトは依頼があって、この辺からスタート。)
あと、スラッシュドット見てたら載ってたのをひとつ。
http://slashdot.jp/it/article.pl?sid=08/12/22/0229251
SFC(慶應大学 湘南藤沢キャンパス)がいま俄然逝ってるらしい。
☆(変更前)
http://www.sfc.keio.ac.jp/
こちらは、分かっていらっしゃる。
素敵。
しかーし!
★(変更後、右上のぶら下がってる校舎を触るとびろーん)
http://www-new.sfc.keio.ac.jp/
カッコよさ気なだめインターフェイスの典型として保存していてほしい。
あと、スラドに一緒に載ってた
つくばの芸術
http://www.geijutsu.tsukuba.ac.jp/
こちらは、まぁ、何というか、保守と革命派の混在というか、
なんとか定着しようと思っているようですが。
しかして、ガジェット的ウインドウが移動してむちゃくちゃに。
トップ画面の背景が結構きれいなのでF5をバシバシ押してあげるのもいいかも。
(てか、五三桐って、松平系なの????)
まー、色々暴走気味。
みんな、大学ってお金余ってるんすかね?
少子化対策が暴走?
Webを普段見ない人が前衛的に、何かスゲーヤツを!!って
がんばってみたんだろうけど、お里が知れてるというか。
もちょっと、仕事ならキチンとやってほしいような…。
業務的には、これら、改善課題が山と積んであるわけだし、潤ってるクライアントみたいだし夢があるねー。
うん。

ググってグー↓

名前を入れてググって遊んでたのだが、自分の名前だと町名を合わせて入れてももの凄い数が出て来るので、余り面白くないから古い友達の名前を入れてみた。
変わった姓名の持ち主はいーよなーなんて思ってたら、某キン○マウイルスを食らったらしく、しかも他の奴と違いなぜかフルネームでそいつだけ掲示板で晒されてた。
恐らくコードネームか何かだと思われているようだが、そのコレクションが中々ヤバイ感じだったらしく未だにアクティブに晒され中。
アレはちょっとキビシーな。
レアな名前じゃなくて良かったかも…。

mixiの憂鬱

ある晴れた日のこと~♪
え~、12月頭からミクシイがアカウントの登録を招待制から任意な登録制に変えるそうですね。
想像の範疇だと、株主=ステークホルダーに右肩上がりの数字の向上を突きつけて、ユーザー誘因が不能な現状への策として考えぬいての事なんだろう。
ミクシイはこのシナリオを選んだ段階で、日本型のソーシャルネットワークを独自に築きあげるというエポックメイキングで野心に満ちた展開や思いは捨てたのだろう。
今まであったコミュニティのテコ入れなど国で言うところの政府的な支援策をうたないまま、野放しに。
経営学の基礎、ポートフォリオ戦略でいくならなにもしないワイルドカウは負け犬に転向するという典型的な例。
つまり、最低なシナリオをミクシイ内で大量に発生させてきた彼らだから、会社自体も光る部分を研かず、右肩上がりの成長を夢見ながらずるずる尻尾を引きずりながら、やがて朽ち果てるのだろう。
発展がなく、売り上げが下がり経営者責任が問われる。
まあ、無策なら仕方ない、退陣するか、座して死を待つべきだと思う。
株主へはシナリオ通りだと嘘ぶき、登録者の熱を呼び覚ます様なアクションをしなくては、結局潰れるだろう。
登録がフリーになった段階で業者が大量流入しスパムメッセージを大量に送りつけ、ストレスが増大し、ユーザーがカイリしていくというシナリオは子供にでも書けるはずだが。
まぁ上場したりするとダメになる例の典型かなとも思う。
何かもっと面白い事をじゃんじゃんやって欲しいものだ。

ネットとにらめっこ

「フックになる、ガツーンと面白いそれだけでネットに
引き込むようなネタがトップに欲しいんだよね。」
な、ことを、さっき言われたんですが、
商用に使えてネットにあって面白いものなんて実はありません。(きっぱり)
最新情報が欲しいで情報サイトに張り付くとか
2ちゃんみたいにひとつの話題についてダベったり、しかも統制が効かないとか、
ニコ動見たいに金と関係なく楽しんだり、
タダゲーが爆発的に面白いわけでも無いし、
文字でのやり取り、2行小説の応酬なんていうのも
やってみないと面白いかどうかはわからない、経験者のドーパミンは出すけど、未体験者のドーパミンどころか、PCを立ち上げるモチベーションさえも引き出さないしな。
中年世代の欲望を引き出す、何かこうガーンとアレなアレ。
え?
紙に掲載してグッとひきつけるもの?
エロ?とか?
うーん。
そういうのもいいんですがね。(まー結構クライアントさん的に厳しいかな)
個人的に考えて何でネットを見ているかというと、
趣味の最新情報が欲しいということ。
面白い何かがどこかで起こってるんじゃないの?
という、病的で可愛そうな探究心。(仕事的にもやるべきところではある)
あとは、知らない人と話をしたり、おもしろそうな本を探したり
やりとりができる場所で遊んでみたり、
うーん、面白いものったってメジャーなものは意外と面白く無いしな。
恐らく、Macで絵を描いたり、写真を撮ってなかったりしていなかったら
何も無理にPCなんてひらいてなかったしなー。
小さい頃近所で遊んだ十字路とか、公園とか、そんな気楽なスペースをインターネットに求めてるんじゃないかな?
と思います。
メジャーで仕事に使えて後腐れがないもの?
ムービーがただで見えるとか、そんなのか?
それが他に無い特別なモノだったり?
まーなんだ、なんとなくは見えた気もするんだが、
アレコレ考えることを仕事にしています。
しかもそういう話は得てして夕方から来たりするわけで。
じゃー今夜も後半戦の山場、いってみよー

RSSおひっこし。

会社で情報集めというか、新着情報にジャブジャブつかってるのも仕事のうちな
ので率先してWeb見放題な日々を送ってるんですが、
最近RSSの数がズバ!ぬけてここ1月ぐらい増えてきて200を越えるRSSの新着が、わ
れらがFirefoxを襲う様になってきて、マシンが追いつかなくなってきた。
(会社のマシンはしょっぱいやつを使用。モニタとマウスさえ良いのを使ってれ
ば、後は特に頓着しません。マシンパワー高いと電磁波ゆんゆんだしねー)
で、RSSの面白いものを幾つか残して、あとのはどんどこそいつらをお引越しし
ようかな?と考えたわけだ。どこにと言うのが問題で、サイト作ってると遅い
し、家からも見れたほうがいいしなーと。
だもんで、Googleのアカウントにあるブックマーク以外にRSSリーダーを
ASP、Saas、クラウド?のなかに作っちゃおーと言う風に考えたわけ。
比較してどれがいいかを考えてそこを長く使って生きたいから定評のある、あま
り変更の無いサイトがいいなーとも思うわけ。
(サーバダウンとか改編が良く起こる.mac見たいなサービスはもう真っ平だ!)
で、Google八部を個人的に食らってしまって青ざめた記事をどこかで見たことが
あるので、Google依存症を脱却するためにも、ある程度情報は分散しておこうか
なーとも思うわけ。(スタンドアロンコンプレックスならぬGoogleオンリーコン
プレックス?をやめるわけ。)
はてなかなー、友達もはてな使ってるんでいいかなーとも思うんですがね。
まー選定が終わったらどこ使ってますよーって話は使用かなと思ってます。
こういうのは、決めるまでが楽しいのかも。
ひとまずいまそんなとこ。

長恨歌

馳星周の「不夜城」からの3部作完結編「長恨歌」を読みきった。
過去の歌舞伎町、過ぎ去った時間、いまの歌舞伎町にはない緊張感が懐かしかったり、馳星周の重い空気感を感じたり。
中々早く読みきれるいい本だった。
(少し同窓会的な側面もあったなと今は思う。)
ケータイや中国人の流入のトレンド、錦糸町の今にちかい臭いなど、いま読んでおくと良い旬のほんだろう。
劉健一はパート2よりいい味を出してる。
少し前の歌舞伎町を思い返すと確かにそんな事件有ったなとか思い出したり。
話自体はメロウなとこと、少し物足りない主人公のキャラの薄さ、周りのクドサなど、良いバランスがとれていた。
さすが、うまい。
パート2の時みたいに変に気を回し過ぎていない。
読みやすく生臭い文章に触れられて嬉しく思う。
恐らく、不夜城でザラザラした人に贈る10年越しのデザートみたいなものだろう。
不夜城ほどの吸引力は無いもののおすすめの一冊です。
映画みてるより楽しませてくれます。
是非買ってみてください。