アップルの粋なはからいでアプリや音楽、映画が無料でみれる年末年始だがそのなかのひとつ
新海誠の
「秒速5センチメートル」
をみた。
いま西新宿に住んでおり、舞台の場所とほぼ同じで、数年前まで失恋やらなにやらの反動で仕事に没頭していた自分を思いだし、かなりハッとした。
いまでは何の反動を利用してそんなに働いていたかさえ忘れ、半ば中空をさ迷うような感じでいたため主人公に共感できずな状態で途中までいたが、まんまとはまってしまった。
女の子の割りきり感覚、子供を作ったりなんやかんやで現実路線にいくセンスがうまい部分と、僕ら男のぐるぐる回る思考パターンのミスマッチというか…。
まぁ、男なら誰にもある、過去に通った恋へのノスタルジーをじわりと思い出させる映画だ。
おっさんになってこんな失恋モヤモヤを味あわされえぐられるとは
何かヤラレタ気分だ。
(この場合最大の誉め言葉…)
過去に酷い失恋をしたひとは
絶対見ないほうがよい。
絶対にだ。