スマホが奪うものモタラスもの

スマホ用のアプリを企画しつくっている。

だから仕事でスマホは必須。
普段から使わないとアイデアなんて浮かばない。
だから普段からスマホは必須。

で、iPhone使ってたら突如壊れてしまい(アクティベーションをしろとせがまれる。もちろん正規のSIMで運用してるのにだ…)
そして、続けざまにスマホの無いコンクリートジャングルに僕は放り出されたわけだ。

まぁ、夏の疲れもあとをひいてるし、絵を描く時間も必要だし壊れるにはグッドタイミング。
スマホが無くなって清々した。
…って部分もあるし、既にスマホが無い生活が化なり厳しく、スマホがあった方がよい部分の両方を考えた。

●スマホがなかった方がいい部分

・時間、特に余暇とか断片化した時間を余暇として過ごせる。
・本来もっと表現方法が有ったキモチを「なんとなく」カタチにできてしまう状態になりそれが世の中に軽くでていく事になんの不思議も感じない。
・表にだせないキモチを溜め込む事でおきるフラストレーションこそなくなるが、原動力が薄くなることは何かを出すこと、表現活動が生業の場合ディスアドバンテージになる。

・便利は怠惰に繋がる的な。ストイックな人間がダメになる(*_*)

・熟成、熟慮、推敲をして世の中に出してしまう前に手を離れてどこかに消える。
・写真を極めてみようと思うとスマホはヤバい。シャッターチャンスをiPhoneが奪う。シャッターチャンスが来たとして、カメラのようなものが手元にありバンバンシャッターらしきものが切れると、写真らしきものがたくさんメモリーされるが、果たして写真としての訴求力は?何がよかったのかさえ後からはわからなくなったりする訳で。
・文章も思いつきも拡散し誰の思考かわからなくなる。
・TwitterやFacebookなど行き過ぎると人付き合いが時折煩わしくなる。
・アラームがメタドラの到来を知らせる。
・パズドラが隙間の時間を食べ尽くす。
・キンドルが読みかけの本をプッシュしてくる。
・キンドルが小銭を吸い上げる
・通信費と機種代が一年に10万円くらいになる。

●便利だったとことして
・スケジュール管理
・地図検索
・ウマイ飯屋のネットでの情報収集
・音楽の購入とプレイ
・Google検索
・行きつけのニュースブログ閲覧
・クリップレベルのカメラ
・ボイスメモが必要なときにとれる
・キンドルの本が買いやすい。
・出先でペーパーホワイトがないときにキンドルの読みかけの本を読むことができる。
・家にかえってベッドに直行したいときライトが便利。
・探しもののときライトが便利。
・意外と計算機が便利。
 

等々

ツールとしてのスマホやiPhoneは素敵だが、もの作りを本気でとりくみたいならiPhoneの画面やiPadminiの画面では到底小さく、それは紛い物的な不幸の連鎖を生むものかと思うところ。

この先色々考えてはいるが、中々有意義な時間では有るなと思った。