ダルとボウ

ダルモア、ボウモア
今西新宿のバーで飲んできた。
ぼんぼんとイカレポンチだ。
だが、味わいは確かにあり、産まれの良さ、それぞれの深みについて考えさせられるところがあった。
比喩や、自分に置き換えてなどは、特にどうでもよい。
分かるか分からないか、好きか嫌いか。
そのたぐいだ。
知りたければ飲めばイイ。
好きな場所を探し好きなスタイルで。
僕はロックで、
マスターの好きな味を聞くのもいいし自分勝手にやるのも良い。
狭い中での楽しい時間だ。
悪くない。
いいものだ。

武蔵でラーメン赤坂の東京油麺総本店で油そば

★アンリルーの生キャラメル買い込みと野方辺りの写真を撮りに出かけた。
写真は外で蝉が鳴いてたから大丈夫かと。
折り畳み傘をなんとなく持ち出し、小雨の野外と蝉の風流心の無さに辟易。
キャラメル屋に向かう前腹ごなしに東京麺通団に向かう。
桂吉弥のうどんを食う芸が冴える「かぜうどん」を見て出かけたのだ。
アンリルーは明後日のケーキパーティーの仕込みで先に買っておこうかと。
しかし、カメラを持ち出して見たものの雨。気分がよじれる感じ。
埃がなく、光線の具合が実は雨天は良いのですが滴がね。
レンズに雨はさすがに良くない。
うどんの誘惑もありノソノソ歩き始めたものの別の誘惑も。
実は西新宿に住んでいながらいまだいったことの無い『武蔵』へ行こうと言うものだ。
★雨天と言うことも手伝い運良く『麺屋武蔵』に滑り込む。
あじたまチャーシューコッテリ
予想以上に正統派な味だ。
次郎にも似たやや平たい麺は歯切れ良く喉ごしも心地好い。
絡み心地が良いコッテリを選んだのは良い判断だったと思う。
斑鳩よりモッタリせず、少し鯖節が効いているようなアタック感、チャーシューはおおぶりで柔らかく6ミリ位が3枚。
ショッパさがやりすぎでないのが流石だなと思った。
全盛期は違う味だったらしく、興味深いところだし、その味を捨てて前進した采配に頭が下がる。
ただ、名店に行くと期待が大きいせいかちょっと足りない気もした。
1200円か?とか。
★武蔵のあとは腹ごなしに歩く。
新宿の思い出横丁を睨みながらアルタ前、高城剛の新譜を買い込みDOESのアルバムを見送り、新宿三丁目まで地下を行く。
新宿界隈は大概の駅はつながっているので歩きでも濡れる心配はない。
本当はオークタワーや病院辺りも地下道は来ているとの事だがまだつながないという話しも2年前に聞いている。
しかしいまだに地下道はつながらないままでいる。
ちょっとした利権柄みなのだろうか。
★新宿伊勢丹地下一階、アンリルーで生キャラメルを4000円分買う。
キャラメルを4000円というと大層な量になりそうだが、実際は25粒で終了。
それだけの有り難みを味わえるか、そういう味なのかは興味引かれるところと思いますが、アンリルーの生キャラメルは僕は大好きです。
引っ掛かりと口どけの間の束の間の官能的な滑らかさは、得難いモノが有ります。
塩キャラメルよりフランボワーズとか、シトロン辺りがその辺りを楽しむには打ってつけですが、本来のキャラメル的には邪道かもしれません。
(塩キャラメルやチョコは割りと普通に感じられます)
25粒、500ミリペットボトル大の袋に入ってしまい、ちょっと嘘の様。
キャラメル25粒4000円…
ぅーむ。
1粒から買えるから、160円で小さな幸せを味わうにはここ、おすすめです。
★引き続き火曜日のケーキパーティーのため、ケーキ屋の買い出しロケハンのため赤坂見附のしろたえを探しに。
北園高校の後輩がパティシエをしているとのことで急遽買い出す事にしたのだ。
今日は日曜日なので休みと思ってたがビンゴ。
週休1日で頑張ってると言ってた笑顔を思い出す。
レアチーズケーキとシュークリームが人気の店と言うことを教えられちょっと期待。
スイーツは門外漢なので確かな舌を持つ人たちに頼ることに。
人数も20人を越え、2万位の予算。
ちょっと楽しくなりそうだ。
と、しろたえに行く間に見掛けた油そばの店が気になったので、帰りがけにちょっと一杯。
東京油麺総本店と言う店だ。
西新宿にある竈の油そばしか体験かないのでこれはちょっとサプライズだし得した気分。
うまい。
モチッとした麺に酢とラー油を好きなだけかけて頂く。
ラーメンよりさっぱり、油そばと言う名前から連想される油ギトギトはなく、肉もメンマもさっぱり。
後味も良く、並み盛りでも満足感は結構続く。
ラー油と酢をサッと掛けて素早く温かいうちに頂く。時間がないときも軽く満足出来る。忙しく行き来する街、赤坂見附に向いてる味かも知れない。
会社にキャラメルを置きに寄ろうかとも思ったが、メンドイのでやめた。
今、家でオリンピックの閉会式を見ている。
なんだか微妙なオリンピックだったなと。
まぁ、良い夏だったなと。

乳製品と都市伝説

乳製品、牛乳やチーズに関して、某潰れてしまった旧国策企業のモノが旨い。
聞いた話だが、ある時期に良い牛を全部集めたのだとか。
手軽に食べ比べができるので試して欲しい。
あと、牛乳は県を越えられない条件が農協辺りに取り決めがあるので、チーズ辺りが食べ比べには適していると思う。
牛乳は北海道では道外に輸出できないで捨てているようで、もったいないこと限り無しだなと思いながらチーズをパクつく。

バチンと足下で鳴る。(水道橋)

上野で飲んで、品川最終に乗り、秋葉原で降り、水道橋を過ぎたところだ。
水道橋の中華屋街を抜けようとしたその時、
「バチン」
と音がした。
ケータイを落としたのか?
何かプラスチックなものを落としたのか?
その辺りには黒いUSBメモリの様な物がバラバラになっている。
都会で良く見掛けるあの黒い虫だ。
俺に踏まれる。
水道橋駅近くの中華屋街。
音まで鳴らして。
悪くない幕ひきか。
そう言えば今日はお盆休みだ。
さっきまで生きていたそいつのことも含め、
少しお祈りをして家路を急ぐ。
夜風が優しく吹き抜ける。

ぽにょ、アリかもよ。(ややネタバレ)

見終って帰ってきました。
うん。
ありでしょ、
1800円分楽しめた。
謎の怪物?
人面魚?
魚の子?
詳しくは映画館で。
宮崎駿の作ったほんのりイイ童話と言うか。
夏に見る映画だし、家族で行くのもいいだろう。
成長物語、パニックムービー、海洋アドベンチャー、自然愛護、温暖化などなど形容はいくつかできるがまとまりがないので定義する必要も無いのかと。
海好きな当方からすれば今の海も悪くないと思うのだが、海洋SFとしてのサービスだったのかな。
後味は良いが、特に何が残るでもない。
宮崎的な萌え、子どもの頃あった(・∀・)キラキラ感は若干盛ってある。
アドベンチャーと言うより、被アドベンチャー。
アクティブでない今の世代にはコンビニエンスなアドベンチャーな感じが巧い。
素麺と言うよりゴッタ煮な、複雑系であった。
取りこぼしが無いのも巧い。
見るひとの気構えや世代、映画ファンか、アニメファンか、宮崎駿ファンかでも受取り方は変わるだろうし、先入観があると全然ダメかもしれない。
まぁ、まんが日本昔ばなしの様なオープニングを見れば勘のイイひとは見るスタンスがわかるだろうし、イイ作りをしていたと思う。
イチバンいいのは映画館にポップコーンを摘みに行く位の気持ちでいるといいのかも知れない。
真剣に考えるとあの世界に住む人達は大変だろうなと。
ゴジラなんかより全然世界を震撼させるわなーと。
暇があったらぜひ。

ぽにょ、ひとつ。

ぽにょ、ひとつ。
えぇ、普通に。
映画館のネーサンが淡々と対応。
吹き出しそうになる。
映画館に来ている。
崖の上のぽにょを見に、だ。
33の男がひとり宮崎駿雄である。
新宿バルト9、21時50分から上映。
にきている。
1800円
家には大画面テレビも無いし、手軽な夜の娯楽の外注みたいなモノだ。
さぁ、上映時間が来た。
ちょっと楽しもうじゃないか。

沖縄てんまつ

アッと言う間の沖縄旅行。
そもそもたまたま休めた代休消化。
この書き込みは途中からメモになってますが、自分のメモ書きとして、次に沖縄に来ることが有るときに何かの役に立つかなという気で残す意味も込めて書き込んでおく。
羽田空港の搭乗カウンターで乗り継ぎが無いか問われる。
迷わずノーだ。
離島、座間味へ行きたい!
那覇空港到着。
珍しく、観光案内所に話をしにいく。
一年前より沖縄旅行に関しては謙虚になっている。
離島へは、いつ船がでるんで?
様子がおかしい。
台風により…高速船は全便欠航。
その日、フェリーは出ていたらしい。
しかし飛行機の那覇に着いた時間と同時に泊港を出港したとのこと。
座間味の遊々さんと電話をし、海も入れず来てもなんともと言う話を聞く。
状態は良くない。
飛行機の便は有るようだ。
10時を回り、10時半を回る。
久米島
粟国島などもアリである。
アグー豚の粟国島か、
金はある。
時間は少ない。
座間味の海は遊泳禁止。
しかし、粟国や久米島に行って海が好みのものでなかったら?
小さなガイドブックとニラメッコ。
ガイドブックを良くみる様になったのも前回の沖縄からだ。
海外であってもガイドブックは持たない俺だが沖縄は別だ。
ガイドブック…離島以外にも綺麗な海はありそうだし、なにより飛行機が出ないなど戻れない危険を冒す必要はない。
のんびりしにきたのだ。
ゆっくり過ごす沖縄。
太陽と綺麗な海。
また明日、座間味を目指せば良いさと。
観光案内所に話をし、サンセットビーチの場所を聞く。
近場で綺麗なビーチ
軍病院前までバスで出て北谷(ちゃたん)のサンセットビーチへ。
バス停留所を降り海の香を探る。
ココストアでポークタマゴのオニギリとさんぴん茶を買う。
観覧車を右手に、赤花と地域の子どもらのヤリトリをはた目に進む。
巨大なタワーマンションと隣接する巨大なジャスコを過ぎるとサンセットビーチが目の前に現れる。
祭りだ。
屋台、的屋、やきそば、お好み焼き。
気付けば、沖縄に着いてのまともなご飯は、昔ながらの祭りの味だった。
焼きそばをムサボリ、ビーチの解放ゾーンの少なさに辟易。
仕方ない。地域の楽しみだ。
観光案内所なにするものぞ。(とまでは思いもしない。)
イカダ祭りの表彰式をやっている様子と、そのとなりの泳げるゾーンのあまりの小ささに海、パンに着替えるのも馬鹿らしくなりビーチを南下。
タクシーワンメーター500円。
サンセットビーチと同じ北谷町、イギリス船籍の難破船レプリカがシンボルのアラハビーチ。
白人の兵隊、娘?などがのんびり過す風情、海と街との距離感がオーストラリアのマンリーに似ている。
昼から3時間浮かんだり泳いだり。
そこそこ都会、清潔な宿もあるしここも最高の選択のひとつだったのだろう。
まぁ、明日は座間味行きのフェリーに乗れるからそんなこと考えなくてもいいかな?と。
ビーチをあがると夕方を前にまた出かける気になる。
タコライスが食べたい。
基地の街に美味いタコライス。
頭の中をよぎる。
コザ、ガイドブックにある。
だが、どこが美味いかもガイドブックには記載は無いし、味覚に関してはガイドブックに頼りきりではつまらない。
趣向を変えて乗ったタクシーの運転士に聞く。
しかし、タコライスの名店など知らないようで。
タクシーに乗りながら、通り過ぎたゴーストタウンにも興味はあったが、時間の関係と食欲の復活を感じメインストリートへとひた走ってもらう。
街を一回り。
先のエントリーにもあげたがコザでは最高のジャンクフードに出会った。
あんなに美味いタコライスは正直初めてだ。
写真を撮りながら街の空気を感じる。
台風がもたらしたスコールまがいの雨に降られ撮影を止め、ミュージックタウンでかりゆしシャツを買い、東京の会話のスタイルが成り立たないことを噛み締めながら出会った場所。
絶妙な美味さのタコライスを味わい、米兵とキャンプの町であることをカラダで感じ、バスで眠る。
夜にはke-maさんとke-maさんの従弟と再会。
バスでは行けない様な場所を含め、遅くまで付き合ってくれ、充実の一日だった。
泊港のすぐそばに宿をとり、次の朝の出港を目指す。
港には安宿がつきもので、この宿もハズレではなく、それなりの清潔さとそれなりの安らぎを提供してくれる。
ひたすら精神的な癒しを求め歩き回る今回の旅には。新しく出会うことや、
離島に行くのは時間的にみて絶望的だろうし、もっと知らない沖縄を探そうと旅支度をしなおす。
昨日はコザまでいったのだから、今日は名護だな。
と意味が通らない目標設定をして旅へ。
とにかく北進。
泊港のバス乗り場、北へ向かいそうな来たバスに飛び乗る。
具志川バスターミナル
それが行き先。
民家だ。
見渡す限り民家!
MAXバリューがターミナルに併設されていて居心地は良い。
ルートビアをひと缶買い飲みほす。
うまぃ!
が、ここは場違いだ。
と、停留所エリアをふらふらしてると一気に暗転する空、土砂降り。
MAXバリューに駆け込む間もなく停留所に足止め。
台風の余波だ。
だがバス会社のスタッフにルートを聞き出せ結果的にベストルートに遭遇。
90番のバスで北美小学校まで行き高速バスで名護まで。
初名護。
新鮮…?
蒲鉾を作る店の多さから漁師街なのだろうと!
蒲鉾屋より多くあるスナックがそれを物語る。
実は多いなんてモノではないスナックばかりである、
名護のバス停でバスの少なさにへき易しながら途方に暮れているとすかさずタクシーが到来。
バス停がタクシー乗り場化。ある種の沖縄スタイルだろう。
万座毛近く、恩納村営ビーチ
タイガービーチなぜか閉鎖(事実不明、台風?そうか?)
瀬良垣ビーチなぜか閉鎖(事実不明)
プチぼった
ムーンビーチで降りる。
(北谷までいくよと言ってたが北谷の海は昨日行きました。)
そうぼったくりな感じではないが、恩納村のビーチを探しているのに北谷までいかないか?と言われるが拒否。
半ばビーチ巡りが今回の旅のテーマに成りつつある今、北谷に行く意味はないに均かったし、タクシーも飽きたのだ。
恩納村ビーチ近くで宿さがし。花月も万座荘も恐らく村の寄り合い?労働組合全島集会?(うるま等からも参戦)で連絡不能。
泊まれない。
恩納村ビーチから歩いて数分で海ぶどうの店がある。
ガイドブックに頼りきりだな…
数分後、某海ぶどうの有名店(高い、味…)バスが行ってしまった
那覇には帰れない。
歩いてると
名護行きはまだ青いサイン。
次がある。
停留所に着いて時刻表を見たら時刻表がない。
バスがないのでなく、時刻表が剥がされ落書きがあるのみ…
うぉ…
名護キャッスルホテルに滑り込む。
見晴らしは良いがいろいろがあった。
泊まれたから良いとしよう。
中西、大中備瀬行きが来ない。
バスが来ない。
今帰仁経由

瀬底島
流れが速い。
水はすこぶる綺麗
サンエイで
蒲鉾スティックとモズクの揚げ物 
5時半に出て8時半
8時52分に出て9時半に53においてかれる。
真夜中に見える真っ暗な民家の中
知らない村
星が綺麗な以外良く判らない。
荷物持ってふらふら歩きを止め
救いの神登場
沖縄バス39だ
乗る人がいないから百までで折り返そうとしてたとこに駆け込んだ
真っ暗な道を
160で浜まで送ってもらい宿の道まで教えてもらった。
今まで帯広のバスの運転士以来のスーパー素敵対応だ。(帯広では自転車ばらす時間がとれず、半ばらし状態の自転車をそのまま載っけてくれた。)
新原(みーばる)着。
真っ暗な
前まで来てるのに呼んでも叫んでも出てこない
正面
呼び鈴
マダムが迎え
家の装飾はモダンにまとまり、70年代後半のビーチリゾートが成し獲なかったモダンさをマダム共々かもしていた。
10時前とはいえ、店もなく場違いな感じさえ。
しかしコレくらいののんびりが本当は好きなんだが。
落ち着くためまずテレビをつけた。
ホッとする。
行き辺りばったりの旅で宿に入れたこと、一人になれたこと、灯りがついた部屋の中に入れたことがこんなに嬉しかったというのは収穫だ。
布団を敷いてゆっくり。
翌朝、海へ出かける。新原の海は波がなく遠浅ですこし砂は濁る傾向にあるが早朝出ていけば、かなりシュノーケリングの楽しめる海だ。
晴天。他の海は流れがはやかったりする中、新原の海は腰までの高さが永遠と続く様な広いリーフに囲まれた海だった。
蝦ちゃんの様な大阪弁のOLに写真を頼まれたり、海の写真を撮ったり。しかし、さすがに最終日。彼女らに絡む気もおこらず、宿をあとにすることに。
新原の宿の主は。小さな頃好きだった娘の母親にそっくりな黒目がちなひとで、海から上がるとバックパッカー風情の俺に少し時間をくれ、庭の水やリが終ると砂を洗い流す水はリをしながら、いくつか他愛も無い話しをした。
肌の白さや仕草、など30年近く前の記憶に結び付く。
懐かしい想いにひたりながら他愛も無い話し。
強烈な日差しのもとさんぴん茶のペットボトルを手にさ迷いながらバス停へ。
真っ暗な昨日と対照的な程の日差しと空の青、サトウキビ畑。
那覇へは余りにたやすく着いた。
ある種ひょうし抜け。
東京への帰り際、波市(やんばる)と言うドカ食いの店へ。
ご近所さんのMarさんが行く前に言ってた噂の店。
様はハトバの船乗り向けの食堂だ。
ガツーーンと大盛り。
ほぼフードファイターだ。
フードライターと数文字違いだがかなり山盛り。
盛りまくり。
肉そばを頼んだはずが野菜炒め盛り。
挑まれた勝負。
勝算はあきらかに少ない。東南アジアの食堂のような暗くホッとできる店の中、フードファイト。
辛くも、どうにか勝利。
ヘロヘロの足取りで街へ戻る。
某所のマックスバリュで土産を買い込み那覇空港へ
宮古のパインと島バナナを実家への土産に帰路へと向かう。
2万3千円スカイマークが俺を羽田空港へと運ぶ。
人の多い場所に住む僕も懐かしい気にさせる。沖縄は不思議な場所だ。
良い思いも方々でして、尚とどまらず。楽しみながら過ごす。
自分の暮らしの様な旅だった。

渋谷ぽにょ

ぽにょが見たい!
ヤバイらしいじゃないですか。
ハラハラする映画は映画館でみるしか!
バルト9の深夜枠で見ようかと思ったのですが、渋谷でシゴト絡みの飲みがあり断念。
帰って洗濯するしか!
(てか、みんな、ぽにょの寸評を良く口にするけどみんな見てるんですか?)
あと、今日は写真部の更新やります!

雨の夜に思う。

洒落に成らない量の雨が降っている。
傘もあまり役に立たない。
決まってあの日のことを思い出す。
いまではもう笑い話位にしかならない様な種類の事だが。
今より少しばかり冷たい雨が降る恐らく9月末位の日。
雨がザンザン
音をたて路面がシブキで煙る夜空のもと。
雨が降る中、
走り去る車の流れ、
6車線ある道路を傘もささず駆け抜ける彼女。
信号など無い。
恐ろしいスピード。
走り込みながら振り上げる、きちんと畳んだ女モノの傘、
…上段、
何度も僕のアタマに振り下ろされる。
早回しのスイカ割りの様に


傘。
彼女の真剣な視線が大スキだなと。
イイナと。
濡れた髪が綺麗だなと、
恐らく腕で防いでいたのだろう。
もしくは彼女の手加減か、それにしては彼女の動きに見とれている
その傘はそれ以来見ていない。
腕に傷はなかった。
嘘の様な思い出、
テレビか何かの見間違い
彼女への次のプレゼントは女モノの傘だった。
ウソ、
嘘。
そんな面白い話し、
君らが体験したことがないように
恐らくそれらはフィクションで
空想好きの誰かさんの作りごと。
夢のような日々。
大切な時間、ウソのようなそれら
悪くないジョーク
西新宿に戻ると、乾いたアスファルトが僕の両足を鷲づかみにした。
夕方の様な西の空に向け僕は足を引き抜き
そして前へ出す。