★読書メモ〜 2つの模倣

2つの創造的な模倣
・遠い世界から意外な模倣をする。
→優れた別業界などの手本からインスピレーションを得て独自の仕組みをつくる。
・悪い手本から学びをする。
→悪しき慣行を反面教師にする。

●個人見解
悪しき慣行の反面教師の方はどうもニュアンスが違う気がする。

現状を把握しブレイクスルーなのか、マネタイズできるポイントが残っていないか洗い出しているように見える。
悪いことを反省するタイプではなく、模倣ですらないように思う。
現状に対するドラスティックな応え、という意味では模倣ではなく、イノベーションにあたる部分だろう。
(これは僕らプランナーが仕事で提案をする際の考えに近い)
その悪しき慣行はなにも他業会や他社である必要はないし、俯瞰できるクールな頭があればどうにかなる。

モンテーニュ曰く「愚者が賢者より学ぶことよりも、賢者が愚者から学ぶことの方が多い。」

ただ、まぁ手本が有るなら徹底して真似るのは書道なども有るわけで、当初ヨチヨチ歩きな状態では藁をも掴むってくらいの必死さで這い上がることが先決だろうからね。