未来予測は可能か
可能。
君のことを徹底的に調べ尽くせば月曜日の朝、第一声になにを喋るかはわかるくらいにわかる。
おはよー
だったり
爪のびたな…だったり
とにかく、対象に関して関わる情報を可能な限り集めれば未来はわかる。
未来予測でなく未来の必然。
ここまで情報が多い世の中だ真夏にスキーがしたいとかえって考えごとをする人間は少ないし、行動パターンがわかればなんとか予測はつく。
だから予測は可能。
ひとの思考に神秘なんマクロ的にみればないし、ミクロ的にみたって可能性のうちのひとつだ。
もし外れたら?
可能性として未来は無限にあり、そのうちの幾つかのうちの僕が示唆しなかった方に君は転げたと。
確率は選択肢が2つなら二分のいち。
柔軟な頭をもち天変地異を含めて100通りの選択肢を考えたとして101分のいちかそれ以上。
予測の範疇から少し出たレベルだ。
大した問題ではない。
未来は無限だしはかりしれないことだ。
ただ、君の可能性が単なる未知、未来に押し潰される必然はない。
また、未来が無限ぽいからってそれに絶望して無意味に自分の未来を他人に委ね、せっかく目の前にある自分の可能性を否定し傍観する必然はない。
少なくとも、それでは君の思う未来は来ない。
たまたま、傍観してるだけで幸運や勝利が来るやつは知ってる。
でもそういうワイルドカードはほおっておけ。
また、ワイルドカードに話を聞けば、ワイルドカードでさえ自分の未来を祈っているそうだ。
それはもう、未開の地の少女が星を見上げるようにだ。
君は自分の目標、自分の願望、自分の将来を見たことがあるか?
未来は意外と予測の範囲内。
またそれは君の中にある。
未来予測も何も君が思うところから始まる。
まずは自分を何にしたいか考えろ。