デジタルからスピード

デジタルに移行してよかった事は?
Macintoshを使ってよかった事は?
何でも表現できるようになった気がする。
何か急に忙しくなった。
何でも自分でやらなくてはならなくなった。
そうか。
便利と言うのは脆くて面倒くさいものだな。
便利やテクノロジーの先は意外と閑散としていて
ささくれ立っている。
ものを懐かしむ時間もない。
仕方ない、その分何か少しだけ気分よくなるものを置いておこうか。
2007年夏、山形駅前に降り立つ。

70年代はキラキラしていた。

今がどうかと言う事じゃない。
70年代はキラキラしていた。
丸ノ内線に水着を着た子供がわんさと乗っていても全然オッケーだった。
緑色の虫取りのかごを抱え、バッタを捕りには知った。
思いのほかオレンジジュースがおいしく
ラジオ体操の空の音は
清々しい朝の象徴だった。
そんな日々を僕は知っているし、
そんな日々を生きてきた。
それは僕の中のたからもの。
キラキラした時間の話を
いつかまた、したいものだ
(ペンタックス*istDs+DA21f3.2+ケンコー デジカメコンバージョンLHG-065)

継続は力なり

今しがた、家に帰ってきた。
久しぶりの投稿になる。
書きためておいてどんどん投稿しようなんて考えていたものだが、
なかなかそうも行かない。
難しいものだ。
明日から別の展開も考えようか。
うむ。
地味に進む事こそ実は力になるのは良く知っている。
大逆転も、特に必要ない。
継続していこう。
いまはそれだ。

影のある男

女の好みって言うのは良くわからないものだ。
優しい人が好き。
そりゃ嘘だな。
影のある人って良いかも、
実際どうなんだ?
一筋縄でいかない、少しS入ってる。
そんなのの方がモテルんじゃないだろうか。
ま、女も一筋縄でいかない方が良い気もするが、
厄介すぎるのもどうかなってね。

登って下る。

一部上場企業の宣伝部にいた。
ということは、過去の話。
何をやってるんだか、と言う声もする。
そうだね。
何やってるんだか。
でも今は気楽なものだし、いい顔を当時よりしていると思う。
俺の考える事はある程度実践されたし、
少し飽きたのだろう。
あと、ぬるま湯が嫌いなのかも知れない。
年を取るとぬるま湯も良いかもしれないが、
まだ強く打っていきたい。
まだ強がっていたい。
まだ強くありたい。
下ったら登る。
また登っていこうじゃないかと思う。

西新宿、西新宿!西新宿!!

したたかに進む人の流れ、一糸乱れの流れ、サラリーマンの流れ。
その中で自分のやれる事をやり、奮闘した。
好きな女と、友達と、自分の城。
それらと過ごしたいい時代。
僕の持てる力を、振り絞る、振り抜く。
夢と儚さを帯びた絶望。
このまま進めるのかどうか不安。
いまは、安心して自分の足で進む事ができるようになったが、
気づけば西新宿の中、僕の力はそれほど走っているのだろうか。
気づけば好きだったあの子は僕の前からいなくなり、
周囲は恋から結婚へ。
西新宿の空のもと、青い空、黒いビル、ほの明るい窓の光を眺めながら家路に付く。
まだ、序の口だ。
僕はもう一度走ろうと思う。
(*istDs DA21)

都市と人と

西新宿のビル群を撮っていると少し楽しくなってくる。
あの中には日中いろいろなドラマがあったりするんだろうなと。
自分もあの中で冷や汗をかいた一人としていまココからファインだを覗き込んでいる事を思うと少し不思議だったりもする。
時間が経てばすべて良い思い出だが、あの頃は色々な力加減のはざまで良く格闘していたなとか。
そういう思い、窓の明かり一つ一つに人の息づかいがある。
そう思うと、ビル群は急になんだか楽しい存在に思えてくる。
そうやって、都市の原動力が生み出されてるんじゃないかって思ったりする。
(*istDs DA21f3.2 f=5.6)

夜に映える昼の残り香

新宿は好きですか?
歌舞伎町もいいですが、ビジネスマンの汗と涙の結晶とかめんどくさいお金のやり取りが日々行われてきた街、西新宿も良い街だと思います。
当方の住まいが西新宿にあるというのは、まぁ、中野坂上よりもたまたまいい物件があったからと言うだけなのですが、ビジネス街としてみた西新宿はまぁ、悪くないんじゃないかなって思います。
東の東京、西の西新宿。
と言った感じで。
汐留は少ししょっぱい感じですし、六本木は少しばかりかぶれた感じですから、このくたびれたサラリーマンみたいな佇まいの西新宿には何となくビジネスをするばしょとしての魅力があるんじゃないかなって思う訳です。
意外と間近に見るとどのビルもかなりの年季が入ってますし、被写体としてみるに中々いいあんばいかなと思います。
(当方的には秋葉のUDEXあたりも好きなのですが。)
東京見物には若干に合わない場所ですが、来訪のおりは都庁の展望台にあがったり、ターリー屋やら、もうやんカレーによったりしてみてください。
そう、新宿はラーメンやカレーの街でもあると思うのですが、その話はまた別の回にでも。
(*istDs DA21f3.2 f=4.0 露出補正-0.7)

クリスマスの池袋を思う

池袋のクリスマスシーズンは中々だ。
渋谷、新宿などから比べると池袋は少しミーハーなところがあって、
純情と言うか、少々感化されやすいところがある。
バブル時代の池袋をみてきたので、そこでは特に何も起きていないが、
何となく浮ついたような世間の雰囲気に染まる様をみていた側からすると、
なんだかリトマス試験紙のようにそのシーズンであるとか、その時代が割と見えてくるように思う。
池袋のクリスマス時期が中々なのは客観的に見れば、おそらく大規模なお店が一極集中していて、渋谷や新宿から比べ店舗の規模も大きく、そして勢力争いが明確に打ち出されるからなのだろう。
目の前の他店舗にやられまいと、地下も地上も老いも若きもみんなお祭りに参加してしまうのである。
で、この空騒ぎがみんなに飛び火するかのように少しだけみんなうきうきするのではないかと。
あと、池袋の人々は動きが速いから、そんな彼らの目に留まるよう飾り付けも少し派手めになっているのではないかとも思う。
銀座とは違うデパート文化を生み出した街としては、その輝きは少しほかの街に対して誇れるものなのではないかと思う。
(*istDs DA21f3.2 f=4.5 )