あなたの家の近くにコンビニはあるだろう。
自分の家が都会にあるかどうかの境目は意外とわかりずらいがちょっとした指標をおいておく。
それはコンビニの前にあるゴミ箱のこと。
コンビニで扱った商品から出るゴミ屑の受け入れ先、コンビニのゴミ箱。
空き缶や空きビンのゴミ箱や返却箱なら気の聞いた商店の軒先にはゴミ箱も有ったはずだけど、1980年代に登場したコンビニがはじめて打ち出したセンセーショナルなサービスは必ず店先に設置されるゴミ箱とコンビニおにぎり、そして雑誌に有ったのだと思う。
で、そのゴミ箱に少し変化が起きている。
それはゴミ箱が置かれる場所だ。
ゴミ箱が店の中にある店は都会の店。
ゴミ箱が店の外にある場合はそれ以外の場所といった感じかと。
アルミ缶や本の収集を生業にする輩が徘徊したり、通り掛かるひとが多すぎてゴミ箱の量が半端ない場合、仕方なくコンビニのサービスの機能保全の目的でゴミ箱を店内入り口付近などに入れてしまう。
サービスを提供する相手は店内に入った客のみといったスタンスだ。
その辺りのコントロールはオーナーの意向もあるが、意外とエリアで徹底されている。
だもんで、手にした紙屑など捨てるのに困った場所があれならそれは都会な気がする。
仕方ない、PBブランドの烏龍茶でも買いつつゴミを手放すのがその界隈のルールなんだろう。