遠野の駅前を歩く

確かに忘れてしまったふるさとという感じだ。
朝から庭いじりを黙々とこなし、コントラストの高い花やベゴニアがそこかしこに。

さして面白いことも無いからせめて雪の降らない季節だけでもと花を愛でるのか。

遠野を遠野たらしめている朝もやが晴れてくると、なんでもない普通な街が顔を出す。

カラスがゆったりジャンプしながら歩くそんな街。
朝6時に放り出されて7時を回ったとこだが特に何もする事がない。
メインのデジタル一眼は電池を充電台に残して出発してしまい、今現在重いだけの無用の長物に。

腹が減ったが飯屋がない。

なんとも言えないこの感じ。

困った。

なんと、抑えで持ってきたコンパクトカメラもテキトーにしか充電してなかったため電池切れだ。
朝7時35分にしてなにもする事がなくなった。
電車にでも乗るか?