iPhone4Sご臨終につき

長らく連れ添った?iPhone4Sが動かなくなった。

既にiPadAir2のSIMフリー機にメインの情報を移しているので仕事に支障はないのだけれど、なんだろう、セツナイな。

旅先でよく使った端末。
写真をよく撮り、人生初のiPhoneであり、まだまだ動きそうな気がしていた。

クラウドにほぼそのままデータは有るけど、小さく、少し重いが良いヤツだった。

夏前に愛用のフナッシーカラーのケータイも捕られてなくなったからなんだかデバイスがなくなりまくりだが、
iPhone4Sは少し違う存在だったのかも知れない。

電池が膨らみつつある感触を感じていたが、朝風呂に入る時など音楽を鳴らすのにちょうど良い端末だった。
(iPadだと少し違う)

リッピングが面倒になりここ5年くらいは音楽に金を落とすことはなかったが、iPhone4SでiTunesを使うようになり、一曲単位で歌を買うようになってたとこでそれが一番個人的に痛手。

音楽専用にiPodnanoを買ったのだけどクラウドに対応してないため自分が買った音楽がすぐに手に入らないジレンマがある。
(Macが軸になるiシリーズの製品としては正しいが既に過去のこと)

iPodtouchを買おうかと思うが来月にiPhone6Sを買うと思うのでどうにも。

修理も考えたが2万を越える額を掛ける時期でもないなと正直思っている。

次のiPhoneからはSIMフリー機を買い毎年下取りと新製品を買おうと思う。

そういう意味で壊れるまで使うiPhoneはこのiPhone4Sが最初で最後の端末になるだろう。

iPhoneというのは禅に通じるのかモノとしての満足感は有りながらモノとしてはそれほど意味がなく、中身の継続性やそのプラットホームを使って得られた体験にこそ価値がある。

数日前iPhone6に自分のSIMを差してiPhoneとして使ってるとき久々で、カメラなども含めて「あ、iPhoneいいな。」と思った次第。

実はこんな当たり前のことも意外とみんな素通りしていて、敢えて書き込む価値もないかのように過ごしてきているのだけど、この(Macなし、ハードとプラットホームのパワーバランスなど)辺りが実は重要なとこなのかなと。

iPhone4Sは既に動かないiPhoneだったモノに成り下がってしまったが貴重な体験をさせてもらったモノだしキチンとしまっておこう。

実際にはデバイスにはそれほど意味がないのだけど、それらハードに夢が有ったことをしる昭和の世代の一人としてなんとなく。

動体保存?
まぁ、そこまでハードに縛られちゃいないさ。