恐るべしE-PM2

年末にカメラを新調した。
OLYMPUSのE-PM2。
少し前のエントリー機種で液晶のチルトすらしない。

ただ、なぜか上位機種と同じ素子をもち強烈に軽く、製品企画失敗によりとにかく安い。

旅先で壊れるまで振り回せるカメラで、最近レンズが多く揃ってきたマイクロフォーサーズのマウントだというのがまた良かった。

僕の撮る写真はディテールより構図だし
ボケよりはディテールだ。

だからフォーマットは小さくても構わない。

PENTAXのQマウントほどではないにせよ、レンズを含めた重量、嵩的に持ち運びやすいのはなによりだ。

で、エントリーらしくこの機種はデチューンされている。
最大のデチューンはコントロールリングが1つしか無いこと。

F値やシャッタースピードを選ぶのが面倒。

ただ、デチューンされてない部分もある。
AFが早い(外すこともあるが…)のが特筆もの。

そして今回驚いたのが連写性能が
PENTAXのK-01比だが「物凄く高い」ことに驚いた。
一眼レフの上位機種相当の連写ができる。

企画失敗をしてE-PM2後継を二度と出さないと言わしめた部分はここかもしれない。

それだけにユーザーサイドにいる僕はこのE-PM2に出会って幸せかなとも思う。

レンズも既に3本新調しているし中身がほぼ同じで軽快なE-M10を買おうかとも思っている。

マイクロフォーサーズマウントに問題が有るとすれば35-70のような無理のない人を撮るズームがないことかもしれない。
標準ズームは頻繁にアップデートされるが、用途に合ったレンズがないと言うことは1つの不幸であると思う。

PENTAXの20−40が微妙に叩かれているが、135ミリの画角でいうとこの50−100ないしは70−200くらいの無理のない人物撮り用途のレンズが欲しいところ。

とりあえずマウントアダプターに当たりが出たのでPENTAXの手持ちのレンズを使い回してしばらく凌ごうと思う。