Webブラウザの老舗OperaがiPhone用の
Webブラウザを出してきたみたい。
(実際にはWebブラウザではない!!!111)
ちょっと面白いのは、Webページを
直接iPhone側で読み込むのじゃなくて
サーバ側がHTMLを理解し、
それをiPhoneに送ってくるということ。
マイクロソフトのターミナルサービスや
シトリックスのVirtual Desktop(Xen Desktop)なんかに近い
仮想化製品のひとつといった感じ。
(ユーザーは何にも気にしなくていいはず。)
サーバが早くなれば早くなるほど
Opera miniでのブラウジングが高速化するという仕組み。
原理的には以前からあったものですが、
小さな端末に高負荷をあたえず、
ドンドン早くなるというところは面白いですね。
電池の持ちがよくなるなどの、効果も望めるかも。
あとは、Adobe Flashへの対応?がどうなるかですね。
サーバ側でFlashの動きも理解して、画像的に
iPhoneに引き渡すならなんら問題ないはず。
(Appleさんの戦略からはかなり外れるから→思いやりが発動?
→Appbankさんの記事ではFlash読めないと。)
ただ、この手のアプリがはやりだすと、
アプリの作り手は少々困惑(強力なサーバ確保が必須)
なのと、Appleがハンドリングできない世界に
突然なる可能性もあるので、Appleから何らかの横槍が
入ってくるんじゃないかな?と大人な意見も出るのでは?