仕事における理不尽と好き嫌いの対処。

仕事において理不尽はある。
坊っちゃんは卵を投げつけたが、それは世間知らずの大学を出て教師しかしてない人間の最大限だったのかも。

理不尽は有るし越えるべき壁でもある。
ただ、同じ理不尽は二回越える必要はない。
因果関係がわかっている二回目の理不尽は対処のしようがある。
対処がわからなければ、二回目をくらい三回目を食らうのか?
マゾでないなら自分のアタマで考える。
対処の仕方は見つかるもんだ。

理不尽解決は権利者と権利の無い者で起こる。事実を突き付けるだけでなく、問題を明確化しそこで起きうる事故と年間何回起きうるかも明示し、その状況に対する別の解決策も提供すれば良い。
理不尽は周囲の不理解と権利者の横暴と権利者の解決案の無さから来るとみてよい。
権利者は別の解決策を考えるアタマは無いし、考える必要もないわけだから。
マズイ状況を打開したい人間が考えてみる必要はある。

もし解決案が見当たらないなら、委託しても良い。

飲み屋でボヤいたりしてる暇が有るなら考える。
ただ、飲み屋でボヤいたりしてる分には忘れる可能性もあるしそれはそれで有効かも。
マゾなら忘れればまた痛みは周期的にくるだろうし。
問題解決にはならないがそれが良いヤツもいるようだ。

ただ、SNSでボヤいたりはしてはいけない。

SNSはクズカゴではなく、露出場所だと認識すべきだ。

自分の弱さや駄目さをアピールしてる公開自惚れ大会になりやすい。

とにかくまぁ自分らしい対処は何かある。

理不尽とは違い好き嫌いと言うのも有る。
仕事はカネをもらう行為だし、仕事でやる以上ある種の責任がサービスには発生するし、仕事だから好きじゃないものもくる。

カネをもらってる分はとりあえずサービスを提供する。

好き嫌いじゃない。

頼まれた人に対する責任に応えるために仕事を完遂しても良い。

好き嫌いじゃない。

ある種の時間が経って得意不得意が有ることがわかり、それが比類無いサービス的な形になるものなら表明して良いと思う。
得意不得意からくる仕事のジャンルの好き嫌いはアリだ。

時間が経たないと自分の得意な仕事は実は解らない。

力まずどんどん進められる仕事。
笑っていながら寝てても考えられる楽しい仕事。
それでならだれにも負けないサービスができると言う仕事。
とにかく大好きなので早く仕上げられる仕事。
誰よりも対象を知っており饒舌に表現でき自信と責任をもって対処できる仕事。

何時間でもその対象のことなら考えていられる仕事。

そういうの、相性(?)が見つかり商売になる対象ならどんどん表明する。

でもそれが商売に通用する好き嫌いかは、意外と早い段階では解らない。

だかた石の上にも三年だなんて言うんだろうな。

制作の仕事ならだいたい勘所もわかるような歳にはなったが、若いうちに足元を掬われないように、仕事をしていくのは良いのかもしれない。