のどが幸せになるつけ麺。
そんな感じのつけ麺だ。
いつもだったら食べた後は黒烏龍茶を買いに走るんだが「凪」のつけ麺は余韻にも真価がある珍しい。
味は煮干しがしっかり。
最初は?が出るが、煮干しの「わた」がカモス苦味とわかる。醤油、苦味、甘さの折り重なった甘みの少しある出汁と醤油で作った味。
スープにつけて麺をすすると具の角切りチャーシューがコロリと顔を覗かせる。
スープの中の角切りチャーシューは麺と一緒に運ばれる平たいチャーシューとは少し違うように思う。
(角切りの方が出汁に馴染んでホロッと解れる)
腰のヤヤ強いうどんの太さを細くしたような、折れてはいるがツルっとした麺と数枚のモチモチ平うち麺(いったんも麺というらしい。)から麺は構成。
2cm四方のネギがパラリ。
食べ始めと食中の印象がこうも変わるつけ麺は珍しいだろう。
説明し難いが段々良くなる感じで興味深い。
後味もウマイと言うのは試してみたら病み付きになるかも!
ありふれた味におさらばしたい方はぜひ。
店構えはゴールデン街の飲み屋(2階にあるタイプ)そのもの。
と言うよりもここ自体が飲み屋として使っている人もいる様子。
(ラーメン食べながらビールなスタイルが似合う店でもある)
雰囲気は良く、店員も良い感じなので、店構えから受ける排他的なイメージはドアを開けて階段を登りさえすれば払拭されるとおもう。
ゴールデン街が苦手な人は花園神社から突入すればイイ。
ちょっとした顔の店が増える。そんな気分でドアを開けるとより楽しいのでは?
もちろんラーメンやつけ麺のみで飲まないひともしっかり多くいるので飲むのが好きでない方も立ち寄ってみてはいかがだろう?