【制作会社経営者必見】儲からないディレクターの対策と儲かる見 積の作り方。「小手先見積小芝居編」

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見積を作るの、面倒ですが、儲けに繋がるのであれば少しだけウキウキしてくるのでは?と思いまして「儲かる」テクニックを上げていくことにします。

今回は粗精算見積の話。

基本的に仕事をした事を全部積算して行って終わりです。

そこに、進行管理費や営業費など、環境に働きかける仕事を何パーセントか載せるというのが普通なことと思います。

コレ以上は儲かりません。

テクニック?が本当に有るなら、空気を読んで空気を勘定に入れる。という事になります。

ざわ… ざわ…

ま、そう言うのは僕はうまくないので、実務でいきます。

(僕は失われた10年の間の人間なんで、やる事が地味で確実にカネを作る傾向にあります。派手な魔術が欲しい人はバブル全盛期のひと、60代の儲かってた人を雇いましょう。あれは神通力なので、流れがまだあるか見極めが必要ですが。)

で、テクニック。

地味テクもあります。

【テクニックその1】

テクニックとしては、見積の一桁までキチンと細目ごとに出すということです。

「見積を揃える」という人がいますが、労働してきた結果を白日の下に晒してる訳ですから、揃える必要は有りません。

揃えるってなんですか?

クライアントさんは【バブル期の慣習】でそんな言葉を言ってるのかもしれませんが、実務の結果を小慣れさせるって事は無く、そう言う慣習がある「見積に嘘のある業者と慣習的に付き合ってる」ということがわかります。

要はどんぶり勘定で仕事を着てるということを大手を振って宣言しているという訳ですね。

【テクニックその2】

ま、そう言う「魔術合戦」の場には魔術を入れ込む余地がある訳で、「揃えましょう」などという言葉を耳にした場合はそう言うタイミング(別名ボーナスステージ)が来たと気づきましょう。

魔法が使えるなら、色々やってください!

【テクニックその3】

魔術がうまくなく、どうしても揃える必要が有るなら…

増やしちゃいましょう。

「綺麗」になりますww

そこでテクニックのポイント。

「なぜ減らない?」とパワハラ発言が来たら

「ウチは、正直な見積を作ってるので、減らすのはそのまま赤字になります。だもんで労働した分はもらいますよ」とやる。

なんなら、綺麗にする労力分も貰っときましょ。

パワーバランスや腹の探り合いで、発注されるかどうかは決まりますが、

金銭的にもポリシー的にもソリの合わない担当者さんや会社とは長くは付き合えませんから、怪しい状態なら金の切れ目が縁の切れ目ということで。

とにかく、下請けの側に居ても趣味で働いてる訳ではないので、貰えるものはもらいましょう。

【テクニックその4】

ココは概算見積の話。一つ前の別の原稿にも書きましたが、概算見積をバンバン出しましょう。

概算見積を出す効用としては、職責にない過剰な労働を押し返す事ができるツールとしての側面が有りますが、もちろんそれだけでは有りません。

概算見積をバンバン出すと、言霊効果とでもいいましょうか?

たった一枚の紙の積み重ねが、既成事実として相手に溜まっていきます。

もちろん、コンプライアンスの問題も有りますから、クライアントさんの姿勢も正されますので、お互いクリーンで分かりやすい受発注の関係を築き上げる事が可能になる訳です。

【テクニックその5】

スタッフの効果を価格に反映する。

人月計算をしている場合は、受けられる職責などで、コストにランクをつけておき、見積に反映していく。

誰がどのレベルかを把握しておく事で見積を作るのスピードも上げられますし、社内リソースの把握も可能になります。

社内リソースに対しても補充やスキルアップを求める事が出来るようになるから、一石二鳥ですね。

(どのスキルを上げる必要が有るかはプロデューサーが示唆できるようにもなります)

テクニックとして、また増やせることが有れば加筆して行こうかと思います。

ではでは。