ドラマの向こう側

最終回
大団円
エンドロール
新番組の予告。

大量のテレビ番組を見て育ったからか、エンドロールまでは大体わかるように生きてきた。

じゃあ、幕間やエンドロールの後は?

そこら辺はぽっかりと口を開けた暗黒が有るだけ。

実際の人間らしさやドラマは間に有るような気もするしドラマにならないような日常こそ重要だと思うのだけど、意外と手本がない。

親にしろ絵の師匠にしろドラマチックな生き方をしている人が多く、手本にならない。

仕事人間で働くの大好きな僕には、幕間が気にならないほどの激烈な忙しさが目の前に常に広がっているのだけど、周りとの相対的な人生を見るに、なんか間違いをどこかでしてるような気がしたり。

挽回は可能。

逆転は僕の真骨頂。

うまいこと運ぶ逆転劇を否定されることも有ったが、僕の逆転は比較に成らないほどの強烈な努力の結果掴む一縷の光、どうにか掴んだ事実でしかない。

テレビドラマのような、他人には耳障りの良い絵空事のような夢物語は、それはそれで僕のやり方だから仕方ない。

周りの人間もさまざまなドラマの渦中にいるようで、僕にとって絵空事のような彼らのそれも一筋縄ではいかないようだ。

まぁ、なんとなく興味深いってことで。