分析と妄想

日々分析をしてる人がいる。

分析には目的や何がどうして起こったか、という因果関係が求められる気がするが、しかしその人のそれはどうも違う。

近くにいる人の分析をし続けているのかと思っていたが、どうもそれは面白味の無い妄想なのではないか?と今気づいた。
体系的でない個人的な妄想による行動学というか。
とにかく心理学的なアプローチは圧倒的に足りてない割りにその妄想についてはよく語る。

僕は仕事で分析はするが、対象を絞りどうしたら売れるかを第一に考える傾向にある。
企業サイトよりは販促向け。

僕にオーダーをくれたクライアントが売れて発注者が出世するってのが大体。

その人のやってる僕が勝手に分析と思っていた「何」かはどこか異質だな…と感じていた。

下調べや聞き込みもなく、分析対象とのコンタクトやコミュニケーションが圧倒的に少ない。
なのに分析的な話をする。

で、その分析のようなものは他人を説得するに足りる根拠や、解りきった事実を越えてなかったし、顕在化する技術に乏しかった。

で、冒頭の答えがポンと出てきたワケ。

まぁ妄想という域を少し越えている気もするし、仕事で使うにはあまりに未熟だから生存戦略で勝ち取った何かだなんだとは認識しておこう。

(妄想は楽しいが、妄想としての面白みが欠けると少し退屈に思う)