落ち着く場所を探してお得な気分になる。

落ち着く場所をつくると
生活は随分地に足がついた感じになる。

実家は楽しかったが
落ち着くとはまた違った、喧騒とせめぎあいの中の均衡状態と言うか、何かまた違ったものだったのだなといまになって気づく。

幼少の頃は実家の前にあったター君のうちの茶の間
(午後2時〜6時限定)がぼくの落ち着く場所だった訳だが
ター君はぼくが中学に上がる前に川越に引っ越してしまった。
(ター君は兄の友達なので僕は動揺はしてなかったが、
おばちゃんとお茶の間が無くなったのは痛い)

いまはその落ち着く場所を認識するセンスが向上したので、
なんとなくうまいこと行くが、
暮らしが荒んでいる人は、落ち着く場所とか
安全地帯的な場所を探すと良いと思う。

意外と狭い局所だったり、カフェの決まった席だったり、
地下鉄のロングシートの片隅だったりするのだけど、
なんだかそれらが見つかることはなんでもないことたけど
手放しに和めて、自分を感じれる場所だったり、
同じ生きている状態でもちょっとお得な感じがするので、
暇がない人も時間は掛からないことなので
気にとめて探してみてはと思う次第。