プランナー佐藤健二の基本的思考と取り組み方について

僕、佐藤がプランナーやプロデューサーとなって活動している基礎になった要素を書いておく。

まずは「なぜ提案するようになったか?」というプランナー以前の話。人間性の形成に近いところ。
考えかたの趣味趣向的なところ。

●どんな事が好きだったかを書いておく

・話を聞き事象を掴むのがわりと好き。歴史の授業が好きだったり、数学が好きだったり。
・要素の整理をして再構築するのが好き。とくに解決や打開が求められる相談やトラブルシューティングが得意。責任をもって取り組む。
・いまより良くなる感じ、アップデートが起こる瞬間が好き。スポーツの個人競技が向いていたし実力が有った。
・分析や状況判断を元に改善のプランのある意見を言うのが好き。批判ではなく改善を言うし、相手の話を聞くのでそれぞれの尊厳を踏まえることも体験的に実践していた。

東京の真ん中で育ち、ガチャガチャしてる街が新しく建て替わっていくなど、一見カオスな中での秩序というか、エネルギーの現れを見てるのが楽しく
人のつながり、友達の集まり、参加している部活や同好会の維持など関与するなかで体験的に得るものが有ったのだろう。

●仕事に際して変わってきたことは
・意見を言う際のプランが売り物になるような内容になった
・より良いと思える提案をする、選択肢を用意するため勉強、24時間の間起きてる限り情報収集をするようになった。
・世の中や対象の時流を把握しておくようになった。
・得意分野での活動に集中するようになった。

大体そんなところ。

売り物になるプロの仕事…ということで、相当量の時間が必要になる。
相当量の時間をあてがい仕事として継続的に取り組む以上、好きな分野での活動に絞るのが適当と考えるようになった。
(お金になるなら少しストライクゾーンは広げるが)

僕が担当する以上最高の結果を提供したいし、
付け焼き刃ではオーダーしてきた依頼主に失礼。

相応の満足が相手に提供できるようにと考えると、平行対応できる件数は限られて然り。
また、提案の際は人間性さえ問われる部分もあり、ヘロヘロになるまでの努力の連続はセーブすべきものとも考え活動している。
(継続的に対応するのが困難になればクライアントもその先の客にも示しがつかない)

最低限、近江商人の三方善しの状態、クライアント担当者、クライアント、その先のお客様、自分、社会に対して良いことができるようにしたい。

会社に対してはそれほどコミットはしていないが、サービスを継続的に提供するうえで、特に仕事的に大きな話をいただいているので、会社はあった方がベターかと思うので
クライアントに対して誠実であるために会社にある種のコミットをすると考えている。

意見を言うタイミングはケースバイケースだが、
場違いだろうが相手が誰だろうが、言うべきとこ、発言したくなったタイミングで僕は発言している。

場の空気より仕事の流れを優先するし、プライベートでもわりと適切な行動をとっている。(と思う。)
決して適当やってるわけではなく
感覚的かつ論理的タイミングを見定めている。

見た目以上に気を使うため、敢えて場の空気は無視する場合が多い。
(リミッターカット的に)

場の空気というのは厄介なもので、疲れや怠慢からくることもあり、
将来的な災厄を予知したものではない事を意識するべきとも思う。
経験的に会議が空気読めと示唆している場合も
ツッコミを入れる要素が見つかればツッコミを入れる。
それは将来の事態を予測しての対処であり、習慣的に取り組むことで
身に付いてくる取り組み方だと言える。
(できるヤツはツッコミたくなるようなパートは設けない、
もしくはパフォーマンスとして完璧さを演出するため
フェイクで不完全を装う者もいたりする)

仕事がプランナーだったりプロデューサーだったりするが、状況を見定めより良い状況を生み出せるよう提案をする。
留まりこそすれ、発言をしていく。
生まれながらにして、僕はそういうところがあり、生きざま的に、また習慣的にプランナーになっている。

僕以外に僕以上の良い示唆ができる人間がいる場合、
僕は僕の出番がくるまで流れを読みながら
じっと僕のヤリクチとタイミングが合うのを待っている。

待っている間も、1つの話でさえ発言をする限り
僕は僕の存在意義がそこにある。
発言がない場合は負け試合的であるけど、
状況がうまく転がり始めた場合は、いながらにして成功だ。

また、発言のタイミングなどを推し量る必要がなくなる頃合い
運用フェイズに移れば僕は次の山を見つけにいく。

細かい考え方などはまた別の機会に。