ポートレートの撮影機材を考える

普段はPENTAXの一眼レフを使っている。
K-xとFA43f1.9lim。
人を撮るには良いセットなのだけど、撮られるひとによっては「でかいカメラは恥ずかしい」と、良い顔をしてくれない。
経験的にわかるのはコンパクトとストロボがあればどうにかなるということ。
人物ポートレートを考えると中望遠以上の望遠は要らないしデカイ玉は要らない。
デカイ玉がすきなのは、プロのモデルだけかと思う。
プロはデカイカメラ持ってくる
→デカイカメラの方がぼかしも効いてキレイ
→デカイカメラが良い。
的なステレオタイプな反応になりがち。
小さいけど意外と良いんだぜ。
と。
銀塩のコンパクトのような立ち回りと光が回せれば、デカイ一眼レフは要らないのかなとも。
(もちろん仕事で使うひとは要るのはわかる。個人的なスタンスとしてね)
PENTAXのQシステムに思想は似てるけど、あれはフォーマットと画質の相関関係がいまいちわかりずらいから今はスルー。
で、いま気になるのは、シグマDp2xとキヤノンG12とニコンP7100、新機種の出たGR3の4機種になる。
そして今はiPhone4Sを買ってコンパクト相当のカメラはすでに用済みだというとこ。
■選定基準としては
・外部ストロボがTTLで使える
・素子が大きめ
・レンズが無理をしていない
・コンパクト
・RAW現像が可能
・広角ではなく主体を掴めるもの
というのが大体の選定基準。
フリッカを見ていたらそれぞれのカメラにコミュニティがあり色々参考になった。
人物撮りを考えて選定してみた。
★キヤノンG12は
・ポートレート作品撮りには少しキツイ。
・できなくは無いが、日常を脱しない。・撮影される側がなんとなく緩い感じに見える。
・作品撮りにしてはコミュニケーションがとりにくい機材なのかも。
・人を撮るのにふさわしいカラーバランス。
・持ってるストロボが使える。
・持ってるケーブルレリーズが使える。
(のか?)
★RICOHのGR3は
・傾向的に人を撮るカメラだけど盗撮的な方向に行きがち。
・カラーバランスが悪いのか白黒が多い。
・広角でテーマが絞り辛い
・グリップオンストロボは有るが安くはない。
★ニコンP7100
・立体感を強調するニコンらしい絵
・抜けは良い風に出る様だが人物向きじゃない?
・人物を含め作品撮りにチャレンジしてる人は多い様子
・AFはやや早くなったらしい
・ニコン自慢のストロボ無線同調は無し。
★シグマDp2X
・まともな色は出ない
・人物の色など暗所では特にとんちんかん
・ディテール重視
・50mm近いレンズは良い。
・電池が安い
・AFスピードはまともになった。
・シグマのストロボが使える
・フォベオン!
・暗所に強烈に弱い・ズーム無し単焦点
女の子を撮ると考えると、ズームはあった方が良いかもと思ったり。
そうするとG12。
コンパクトは割りきりが必要、41mm相当だし単焦点でも良いと考えるとDp2X?だが色がなぁ〜。
他にはMicro4/3やNexもあるが、レンズ交換システムな割にコンパクト機っぽい佇まいと、それにしては高い値段、なんだかカメラっぽくない感じがする。
いま買うならG12だろう。
新機種発表がもうすぐになろうとも、安く使いやすい機体が手にはいるチャンスはそれほど無いわけだし。
あとGシリーズはなんとなくリア充な感じがあり、受けは悪くない気もする。

“ポートレートの撮影機材を考える” への1件の返信

コメントを残す