昨晩も書いた投稿でも触れたんだが、クライアントさんと話してた時に話題になったこと。
「消費(活動)がスタイルを変えたりしながらなんとなく戻ってきているんじゃないか?」ということ。
言い換えると「不況に馴れてきた」んじゃ?という肌感が得られてきたような感じ。
不況馴れだから稼げないが、払わない体制に馴れてきて気を使わなくても節約型の生活が維持できてしまう感じ。
そして、気を使わないからタガが外れてちょっと多目に消費しちゃう…。
ちょうどバブルの残り香、消費中毒が抜けずに散財していた1997頃の更に貧窮版が来た感じか。
お金が掛からない生活を維持してしまう素様の維持…
一瞬「じゃ、それでイイんじゃない?」と思えることだが、デフレスパイラルなんて格好よさげな名前で呼ばれているが、這い上がれない構造の確立。
「日本に金を落とさない=日本に仕事がない」
状態の確立。
「ユニクロ」「すき家」「西友の弁当」みたいに、安い金を日本人から貰いワールドワイドに支払いを続ける世の中が完成していくわけだ。
一見彼らは金を儲け税金を払ってるから日本にはイイ会社だが、本社をロンドンにでも移してしまえばパーになるだろう。
(日本はリビジョン化)
金利が安いから日本に居続けるというのもアリだが、強すぎる赤コーナーを前にライバル企業は一網打尽では?
つまり、世界ランカー対日本の中小という構図。
戦後ではないから、ポッと出の新人が大逆転…なんてことはない。
視点を一般人に戻す。
不況馴れは要するに新しいヒエラルキーの完成を意味するのだろう。
このヤバイ状況を甘んじて受け入れた集団、海外を潤し耐え忍ぶ集団…
ナショナリズムが良いわけないのはこの40年くらいでわかってることだし、日本が良かった時代=鎖国時代に戻してみてはいかがだろうか?