岡田敦氏の写真展「ataraxia(アタラクシア)」に行ってきた。
新宿のBEAMS6階にある展示スペースが会場だ。
Webの告知を見て出掛けた訳だが、限られたスペースながらボリュームがあり印象はよかった。
青、蒼(古い日本語の緑)、白、黄、と自然界の色を少しディフォルメしたような、しかし静かで穏やかな世界…。
僕がWebで「ハッ」とさせられた写真たち(銀杏と笹とモデルやDMの写真ね)は少し隅に追いやられていて、雪の写真と海のプロジェクターが多くを占めていた。
会場にはパーティーの日に僕が行ったということもあり、モデルとおぼしき人と岡田氏とおぼしきひと(目が写真家の目だった)がいらしていて、ナルホド二人のセッションがこうなるのかぁ。っていう面白さもあった。
(始めに会場に足を踏み入れたとき、メガネの人が始めて会ったらしい客にガンガン営業トークをしていたので「ぁ…あれ?この人が岡田さんなの?…なんか幻滅…」と勝手に思ってたのだが違っていたみたい。岡田さんは中々イケた感じの人だと思います。あのメガネな人はいったい…)
行ったのが12月23日の夜でパーティ時間に入ってしまっていたため、作品見てる人が少なく少し残念な感じに思えた。
特にメインの白い組写真の辺りが人垣で埋まり、画面が大きい作品だけに静観しずらい非常な常態に…
(大体作品から2mは欲しいよね)
逆に僕が見に行った写真が前述のとおりガヤついてるエリアにはなく、たまたま独占できてしまった。
(半面、展覧会を開く団体を主催する人間としては複雑な心境)
25日までやってるらしいから時間があったらもう一度見に行こうと思う。
本を買おうか迷ったがあの騒ぎのなかではどうにもならんかったです。