Webで面倒なのはなにか?
・マウスドラック
・ポップアップウインドウを消す
・長いスキップのないFlash
・404、403、503あたり
・不要なサイト内広告記事
・不要な情報のバナー
人間ていうのは、いつもの場所から離れたがらないものらしい。
確か脳科学者が言ってた話しだと、20%位は冒険したい要素があるとか。
つまりは、予定調和は脳に心地よいもので、過度な冒険や未知のアイテムの売り込みは受け入れ難いものだと。
「海外一人旅、やたらに一日が濃厚でドラマチック。だが晩には辟易」そんな経験を何度かしているが、恐らく僕の脳がオーバーフローしている現れだろうし、終いのうんざりは言わば僕の中での予定調和かも。
どちらにせよ習慣的な予想や予測が成り立たないものはかなり疲れるモノになるんだろう。
個人差はあれその思考はほぼ共通なようで。
そういう意味じゃ検索エンジンはかなり脳に優しい存在なんだろうな、なんて風にも考えられる。
知らないものを知りたい時にある程度先に続くものを見せながら予定調和を用意してくれる場所だから。
ニーズという見えないモノサシは人間の脳にかなり左右されているのだろうし、検索エンジンの将来も朝はローデータ夜は提案型データの提供とか、時間や疲れに合わせてくるのもすぐそこなのだろう。
デザインを含めWebでレギュラーになることを目指すなら20%の冒険に値する価値を始めに提供し、その後80%の安定や習慣的利用を促す作りにする必要があるんだろうなと。
休みなのになんだか仕事に役立ちそうな話を思いついてしまう今日この頃だ。