津幡にいる。

乗り換え
高岡〜金沢の列車から七尾線に乗り換え
津幡という駅に50分くらいいることに。
アルプラザという平和堂のチェーンがあるので立ち寄る。

町並みをみるに学習塾がやたら多いこと、屋根瓦がやたら黒光りしていること。
産業がなにがあるかわからない。
金属部品加工?

それが津幡の第一印象。

うまいブリとか高尚なものを食べ過ぎた反動、なにか俗物的なものにひたりたいのと、今日はあまり歩かないことが確定してるので平和堂で焼き鳥5本とスーパードライのロング缶とミスドのポンデマンゴーを買い込み電車のなかで1人で宴会。

これは楽しいw

北陸旅行旅行2014歩く氷見。

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2014年1月14日
北陸旅行一日目。
氷見に向けて出発

今回の忘れ物としては、デジカメの充電、花粉症対策ゴーグル(風除けになる)、キャベツを冷蔵庫に入れ忘れる
といったところで、予定していた装備のほとんどを持ってこれていて、ほぼ上々の滑り出し。

新宿駅まで歩きで行く予定が、時間がなくなりタクシーを使う。
なんとも、お金がかかりそうな予感のする幕開け。

切符を使って入札。
山手線で池袋へ、池袋から赤羽へ埼京線、赤羽から高崎まで高崎線。
高崎から水上まで鈍行、水上から越後湯沢まで鈍行(長岡行き)
意外にここまで遠いようで近い。
もうなんども青春18きっぷで行き来しているからかな。
高崎駅でグンマちゃんのぬいぐるみを物色する余裕さえある状態だった。
青春18きっぷの旅とちがうところとしては、同じ旅程の人間が同じ電車に乗っていないところだろう。
この時期北陸に向けて旅行をする人など実際にどれほどいるか僕も疑わしく思うくらいだ。

車窓には水上くらいから雪が見えてきた。
トンネルを抜ける前から、そこは雪国だった。
そんな感じ。

トンネルを抜けると確かに本番。
越後中里、土樽、越後湯沢、どこも今年は雪が当たり年。
バブルの時代に雪不足でみんなヒーヒー言ってたのに、いまスキーやスノボが
そこまで騒がれなくなったところでドカ雪がガンガン降るっていうのもなかなか世知辛い感じ。

土合の駅が意外にきれいになっていたりとか、なんとも時代がたっているんだなというきがする。
(小さなころの土合のイメージは重いスキー靴をはいた人がスキーウエアで降りていく謎の駅だったw)

水上の駅で雪を踏みしめ今回のために新調、装備してきたフリースインナーつきのズボンや
おニューのショートのゴム長などが本当に雪のさなかに効果を発揮するのか半信半疑だった部分を
実践テストしてみる。

ムギュムギュいう足元、ぜんぜん寒くない。
これは当たりだ!
なかなかいい買い物をしたかもしれない。
そう思うのだけど、数時間後その予感は外れる。

直江津というと化物語りだな〜なんて夢の中で考えていたらなんとびっくり
糸魚川を過ぎたあたりから徐々に雪がなくなってきた。
そう、富山駅はほとんど除雪された状態。
はくたか4号が進むにつてれ僕の想像、冷たい空気一面銀世界の氷見、
試される大地!ってかんじなのかな〜と、洞爺湖に行った数年前を思い出す。
同じダウンを着て同じザックを背負っているが、あのころよりも軽量で、今回は特に
足回りが強化されているんだよ!!!

という主張を脆くもはじくくらい普通な天気ですよ奥さん。
そんな微妙〜な空気をよそに電車は高岡駅へ。
高岡で降りるのもありだけど、旅程が狂うのと、高岡は最終日のお楽しみということで
とっておくことにして、氷見線に乗り込む。

氷見線は役を背中にして向こう側の席に乗るといいだろう。
高岡の駅を背中にすると左に進むことになるので、進行方向右の方に座ると海に落ちるんじゃないか?
というような絶景というか半ば奇妙な光景が目の前に広がります。
いや、本当に。冗談抜きで、電車が線路の上を走っていないんじゃないか?ってくらい
海のほうにせり出してますよ氷見線。

で、能町と伏木の駅が工場として面白そうなスポットでした。
もし時間があれば、3日目の夜に工場夜景をとりに行くかもしれません。
もっとも、スポットライトがないかもしれないので、どうしようか考え中。

さて、雪がないのでふてくされつつ、ゴム長が足を引っ張るヤヤ思い足取りで
氷見の街を歩く歩く。
おおよそ、今日の全工程で20キロは軽く歩いたんじゃないか?という計算が
いま宿で図ってわかったところ。
なかなかすごい。
夏のたびなら1日40キロくらい歩くけれど、冬だとさすがに装備が重いのと
今回は履きなれた靴ではなく、鈍重な長靴を使っているというところを考えると
かなりがんばった感じかなと思うしだい。

さて、食べたもののレポね。
なぜか氷見ブリを食べにくるツアーのはずなのに、氷見ブリがなかなか食べられない今回w
最初に入ったのは時間的に制限がある氷見うどんの製麺所が経営している多古爺から。
肉うどんと肉ラーメンが人気のようで寒かったこともあり僕も肉うどんをオーダー。
券売機には蕎麦もあるようで、実際に蕎麦の生めんが店頭に出ていたりで
蕎麦アレルギーの在る身としてはちょっとビビリながらの食事に。
蕎麦もおそらくゆでられていたようですが、そこまで主張していない感じだったので
迷わず完食。

旅先でアレルギーにやられたことは何度かあるし、今回は一人だったのでカナリビビッタのですが
まぁ結果オーライ。

氷見うどんは初めてでしたが、讃岐うどんの腰とも違う方向性、粘りというか引張強さがかなりのもので
これはこれで歯が楽しい感覚で、クリアでヤヤ甘い系統の汁とあいまってやさしくおしとやかな雰囲気に感じられました。
多古爺のお店が面白く、海側の壁が総ガラス張り。
入店時はヤヤ曇も多かったのですが、天気も改善してきてよかったため海と遠く立山連峰を眺めながらの食事になりました。
食事というのは視覚で味わうものとよく言われますが、このお店で食べるうどんはまた格別な感じがしてちょっといい気分でした。

また、出発時に適当な対処しかしてこなかったため、デジカメの電池の充電が切れてきたことがあり
無理いって充電させてもったのですが、快く受け入れていただきました。(その後、宿泊地まで何とか電池持たせられて大変助かりました!)

源氏寿司はリズミカルに好きなネタが食べられて好印象。

富山のコシヒカリとのことでもっちりした米でした。
あら汁もふくめて1740円でとてもリーズナブル。
頭が下がる思い。
あと、三種握りに登場したあぶりのブリが今思い返すとよい感じだったなと。
コミュニケーションをとるのが食べた後になってしまい、大将はなかなか面白い方だったようで
4時くらいの微妙な時間に入ったので僕しかお客さんいなかったし、もっと早くお話でき照ればとも思いました。
まぁ、仕事がすんでから喋る方がお互い気が楽かもしれませんがね。
東京の人はよく歩くから、新幹線できるとみんな来るんじゃね?
とか、氷見の人はまだ警戒心がうすいから、迷っている人を家に招いて朝ごはんまで食べさせてしまったりするとか
なかなか面白い話ができました。

さて、ここからが今日の問題事項、2日目、3日目は宿がとってあるのですが
今日は宿がない。
というか、野宿もいいかななんてどこかで思っていたりしていたわけです。
で、まぁ、もともと考えていた漫画喫茶にいく事に。

道すがらiPhoneの電池が切れ、地図もなくなり、夜になり、ネオンがないのがデフォの町に一人投げ出される旅人さとー。
さてさて。
コンビニで道を聞くも、漫画喫茶は確かにあるけど、あそこまで歩いていけるわけがない。
とか、なんとか。
歩いていかなきゃ、明日の漁港でのブリが食べれないじゃんかよ!
と心の叫びをいいながら、まぁ、20キロくらいまでは歩きますから、というのだけど
テキトーな返事しかコンビニのあんちゃんはしてくれなかった。
で、救う神にその後遭遇。
ハットリくんなどのディスプレイがある「まるごと氷見2号館」の女性に話をしたら
漫画喫茶が氷見にあることは知らないけれど、それっぽいカラオケの店があって
もしかしたら改装したのかも!ということで、場所を教えてもらった。
なんと、さすが観光案内施設。地図もありますよ!(iPhoneないと本当にやばい)

ちずさえあれば、渡りに船、もう全然問題なし。
というのは嘘で、もしそこに目的の漫画喫茶がなかったらそこで試合終了ですよ花道くん。
そう、いうなれば、2キロくらいの工程を歩いていった先に何もなかったら
そのまま僕は徒歩で駅まで3キロ歩き、ビバークのために高岡に戻らなきゃならないんすよ。
もしくは、ココスとかジョイフルとか途中で見つけてたので、無理いったうえ篭城、充電もさせてもらうとか
もう意味のわからない状態になるわけで、とにかく、漫画喫茶がなきゃならないのだよ。

まねきねこ、っていうカラオケ店gなそもそもあったらしく、僕の頭の中には
ブロックバスター?じゃなく、なんとかっていう、漫画喫茶。
としかなく、調べていたiPhoneは黒羊羹状態。
もう、運を天に任せて進むのみ。
途中、市民病院跡があるから。それを曲がって消防署と火葬場の前にまねきねこはある
といわれていたので、市民病院跡を探すも、くすりのアオキの予定地とか
やたらデカイ敷地をいくつも発見。空振り3回目で市民病院跡地が出現。

でか過ぎワロタw

市民病院ていうから、もう少し規模小さいのかと思ったけど、東京の大学病院2つくらいの敷地。
もう、なんでこんな状態で放置しているのかが不明なくらいのデカさ。

そして、その薄暗い暗がりを横目に右に曲がっていくと、どんどん暗くなる。

コンビニのアンちゃんが「歩いていくのは無理」といっていたのはこれの事かもしれない。
もうね、道真っ暗なんすよ。
新宿区から中野区に入った瞬間一瞬暗くなるのを1と考えたら20くらい暗い。
(かなり伝わりづらいw)

街灯がないとかじゃなく、ロードサイド店舗の明かりがはるか向こうにポツーンとあるから
返って周りが暗く感じる。
そして、車が結構走っているんだけど、みんなハイビームじゃないのね、こんな暗いのに。
なんか、市民病院跡の瓦礫や火葬場の近くということでかなりしんみりなわけですよ。
というか、今気づいたけど、市民病院の近くに火葬場って、どういうことw

途中に入ったディスカウントショップで漫画喫茶の話をしたら「あぁ、マネキネコのとこね。」
またでました、まねきねこ。
何とかバスターとかじゃないのねw
ブロックバスター?
ブレーンバスター?

ここで一安心。
もう、目と鼻の先。
到着したら、ないとパックがまだですよ〜とな。
900円で3時間、そして、ボックス席ナイトパック7時間で1300円。
3時間マッサージチェアに揺られて本読んだり、寝ほうけたりするのもなかなかよい時間でした。
(さすがに運動不足で、いきなり20キロとか歩くのは実は結構大変だったりする)
いま、ナイトパック中で、今日のまとめを書いた次第。
それではまた明日。
旅程としては、ブリを漁港で食べてあさ4時ぐらいにおきて今度は七尾、和倉温泉に向かう予定。
23時になったし、そろそろねようかな〜

朝、仕事を終えて家に帰る。

冬の朝5時、仕事を終えて家に帰る。

小さな頃の冬の朝5時は、越後湯沢に向かう
雪山と旅館での長い休みの始まり
少し現実離れしたファンタジーへの入り口だった。

いまはどうかと言うと、現実の少し綻びかけた時間、睡眠へと続くファンタジーなのかもしれない。

昨日は朝早めに出社して欲しいとクライアントに言われたため、実に丸一日起きている羽目になった。

吐き気がするほど調子が悪い。

徹夜独特の頭の外周の痺れも始まったし、午前中はゆっくりしようじゃないか。

新しく買い込んだカメラを駆使するのはまた少し先になりそうだ。

気分転換に秋口だがビーサンで出かける

気分転換にになるかな?

夏の中盤にビーサンを買った。

台風がきたり祭りの提灯が街にお目見えしたりで
もう夏は行ってしまったが
仕事場では味わえない足の指の解放感は
休日のダレた気分とふにゃふにゃの日常によってオカラみたいになった頭を中々いい感じにシャキッとさせてくれる。

薄いペラペラのビーサンだ。
歩くと音が鳴ったりする。
鼻緒を掴みつつ大地を蹴り出す指先は
なんだか日本人のアイデンティティーに語りかけるものがあるというか。

新宿には工事作業者向けの作業着屋さんがいくつもあるから
もう少し高く履きやすい雪駄のようなものを買うのも良いかもしれない。

気分転換にお困りなら試してみるのも一興かも。

ただ、Gジャンにビーサンで新宿だと少し視線が痛い気もする。

気のせいということにしよう。

新横浜の次は名古屋

新横浜の次は名古屋
3日前『のぞみ』で大阪に向かっていた。
「新横浜の次は名古屋〜」
そんなアナウンスが流れる。
幼稚園の時の友達セノウくんが小学校に上がる時に名古屋に行ってしまった。
名古屋、今思うとかなり遠い街だ。
東京からは昔も今ももちろんかなりの距離があるし、かなり遠い。
小学校にあがりセノウくんと何と無く手紙のやり取りなどもしていたが
まぁ、疎遠になるわけで…
ある日友達の親戚が横浜スタジアムに大洋ホエルズ対西武ライオンズのオープン戦を見に行こうと。
横浜も遠い街。
どうやらぼくは、横浜と名古屋を聞きなれない西の方にある都市名ということで同一視していたらしく、セノウくんのいる横浜に行けるんだ!と若干変なテンションで家を出たことを覚えている。
変なピンク色の仮面がついた電車に乗る。
そう、れこれで、横浜にいけるんだ!
と何と無く歓喜した覚えがある。
それと同時に何と無く違和感を感じていた。
実はセノウくんは名古屋にいるのであり、数百キロ横浜とは違う場所にいるわけで。
新幹線の車窓は静岡辺りだろうか、
思い出の中はかなりあやふやだけど、それ以上に現実はメチャクチャだなと感慨に浸る。
新横浜の次の駅が名古屋なのが現実。
ちょっと面白いなって思いながら車窓をしばし眺める。

道頓堀〜心斎橋あたりと池袋の相似について。

先に断っておくが、道頓堀や心斎橋、アメ村と池袋はやはり違う。
じゃ、何が似てるかということになるんだけど、
銀座と渋谷と原宿がひとつの道にずらっとある。その感じが池袋だなと。
あと銀杏並木にギンナンが成れてボトボト落ちてるのは最近東京じゃみないな。
梅田に差し掛かるとアーケードがいっぱい現れ、飲食店がひしめくのも独特なとこかも。
夕方頃には名古屋に居るだろうからもう少し街の面白さを堪能しようと思う。