「きっと何者にもなれないお前建ちに告げる。」
テレビのなかで蘇生したヒロインが毎週そう告げる。
なるほど。
そういうの有るな。
忙殺という言葉とテレビ番組を消化する日々に焼かれて「きっと何者にもなれないお前」に成りつつある何かおかしい自分に半分気づいていたり。
多分途中まで仕掛けは造ってたはずで、なんとなく馴らされてしまっていることに疑問を持たない。
僕の行動が手間が他より多いとする所以は、モデルが無いことにあるんだろう。
今まで通りマッシブに手探りで行くしかないし、それこそ自分のスタイルに無いことにをし始めると収集がつかなくなる。
あとは、ちかしい思考と行動をしてるひとのモデルケースを多く探し、トレースせず、消化し取り入れることか。
忙しくなるぞ。
なんせ、自分より前にも後にもモデルケースは見当たらないのだから。