ダブルワッパーチーズベーコン

写真を撮りながら食べ進めた。
驚くのはそのサイズだ、通常考えられるハンバーガー屋のセットとは違う。
デカイのだ、
ランチプレート一枚分のボリューム、まさにそれだ。
肉汁中心のハンバーガーというより、ハンバーグステーキのパン挟み。
(なぜか食べながらドイツ人や、ハンブルクという地名が頭をグルグル。)
トマト、レタス、胡麻などがしっかり盛り付けたランチプレートをパンでグッと。
おもしろいのは、意外と食べずらくないこと。
見ればバンズの下側がほどほど薄くなっている。
持っていると自然に下側のバンズが潰れ、安心できるホールド感を作ってくれるわけだ。
恐らくはじめから潰れる事をストーリーに入れているのかと。
対極の上のバンズは胡麻が綺麗に張り付き、フワッサクッという感じ。弾力も悪くなくパンが頑張ってる感じひとしお。
カブリつき頬張ると中々のバランス感、上述のバンズのディテールに野菜のしっかりした歯触り。
その野菜の層をグッとつき抜けるとメインディッシュのパティと出会う。
焦げ目を少し付けた味わい先行のグリルハンバーグステーキ×2枚といった佇まいは、値段相応の満足感をすぐさま提供してくれる。
加えてベーコンの程良いひっかかり、と絡みつき感が食にたいする野生をグィッと引き出してくれる。
最後の潰しバンズは支持はしなからも味はソフトそのもの。それぞれの層が良い食感を奏で、ほうばるのを飽きさせない。
(通常サイズの1.5倍はあるバーガーだけにこの飽きさせない仕掛けは脱帽もの)
パティやバンズも考えられた構成だが、金銭的に許すのならはじめはぜひベーコン入りをおすすめする。
ジュースはもちろんコーラをチョイスしたわけだが、ストローの経も太めで長丁場になりがちな大食い系セットにふんだんな水分を供給、潤いをドーンと提供してくれる。
惜しいのは、セットのポテトが適当なこと。
ジューシーでも肉厚でもない。
ポテト以上でもなくポテト以下でもない。
ポテトそのものなわけだ。
まー下位打線まで4番級を揃えてもゲームは成立しない。
アメリカ人なのか、経営的理由なのかはわからないが、まーいい落としどころかもしれない。
いま西新宿アイランドタワーの地下一階の店舗からだが食後の満足感、後味も悪くない。
なかなかいい。
そんな気分で店を去ることが出来そうです。

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