好きな女とずっと昔、一緒にいたことがあり
離れた今もなんとなく引かれ合い、ぬるく甘く曖昧な時間を過ごすわけだ
距離とか時間とか理由を越えている
お互いにどこに向かう訳でもなく
軌道修正は不能、座標にブレを生じさせるのみ
堕ちるでもなく漂う訳でもない
そういうのが厄介だと知りながら、ジリジリ時間は過ぎていく
捨てたはずの未来が、どこかで僕を恨んでる。
別の幸せが他にも一式あることを知ったし
まだココじゃないとカラダが前に進む
実は前に興味は無いし、後悔もない
指向性を失い猛スピードながら浮遊中。