MJは日経産業新聞だったが
日経ヴェリタスって…
金融新聞?
良く正体がわからないサービス名をかわきりに
ミスコミュニケーションについて考えてみる。
●知ってる人が知らない人に伝える難しさ
知ってる人やサービスに関する人が、そのサービスの良さやサービスの本質を伝えるのは非常に困難ですね。
広告屋としては毎度同じ課題だが、本質ともなると30%も伝われば、コミュニケーションは成立してると判断して欲しいところ。
コミュニケーションの目的は伝えたいことを伝えることだが、そもそも完璧な理解なんてない。
だから理解してもらおうという姿勢が欠けてるとどうにもうまいコミュニケーションは成立しなくなる。
それが何かを伝えなければならないメディアならメディアとして最初からつまずいているのかもしれない。
(門扉からコミュニケーションを拒絶していては押して知るべしだ)
●Web日経弊害
日経ヴェリタスって何?
ググッて調べたとこ日経グループのサイトに到達。
日経ヴェリタスについてそれが何かを調べたが記載は特に無し。
知りたいと思ったタイミングに情報を提供していないと言うことは、
ミスコミュニケーションだ。
売る気が無いマーケティング。
あまり良い印象はない。
「Web日経に関しては日経グループのニュースソースをまとめよう」という姿勢は潔いと思う。
が、サービスごとの紹介はしておくべきだ。
(WILLCOMの端末でググッて調べたからPCに近い見え方なはず。深いとこは見てない)
余談だが、Web日経に関してはサービスの値段は高いがサービスレベルが追い付いていないと思う。
本来積み上げ計算で調整できていただろう新聞の価格を、全くジャンルの違うWebのサービス価格に当てて平然としている。儲け重視な値付け。コミュニケーションの姿勢はそんなとこにも出てくる。
(意識していないかも知れないが、値付けは最大の価値観の共有場所でもある)
重箱の隅?
いやいや、上にあげたようなミスコミュニケーションは多くの場所で多くの人に悪い印象を与えるだろう。
●日経ヴェリタスという名前に思う
調べてわからないというのもクリティカルだが、
Web関連のメディアネイティブでないやや古いメディアなんだろうな…
ということも名前からもわかる。
日経ヴェリタス
この「ヴェ」の字を使っているとこを考えると「カッコツケ」で「ちょっと前」なメディアだと思う。
検索しにくい、コミュニケーションの拒絶を潜在的にしているネーミングだということだ。
●タイトルだけじゃん?
タイトルだけじゃない…
一時が万事だ。
タイトルやロゴというのはそのメディアの顔であり、背骨であり旗印だから
軽視するのは命取りにさえなります。
サービス品質や姿勢を打ち出していく第一歩という部分なのでとても重要なパートです。
例えば…
まがまがしい秘密を売り物にしたエヴァは再度映画にする際はわざと
「ヱヴァンゲリヲン」として拒絶感を演出している。
やろうとしている方向性にピタリと合えばさらに効果は増します。
姓名判断なんかをしながら名前をつけるのもその現れですね。
●マイブーム
ただ、企業ないしはサービスを提供する元が、名前の重要性に気付いて無い場合はかなり不幸な感じにならざるおえないですね。
企業内が自社ルール=マイブームで蔓延していると目も当てられない。
マイブームを走らせると外界からは理解できないものになる。
異文化の国の民族衣装とかもその範疇。
広くサービスを広めたいサービスプロバイダのマイブームというのはその思考自体が矛盾を抱えることになる。
日経ヴェリタスさんを悪く言ってきたが身の回りにも失敗してるコミュニケーションはあるだろうから、見つけたら手をあげるか(・∀・)ニヤニヤしてみてはいかがでしょ~