終電三昧

広告制作会社に入ってはや10年以上が経つわけだが、
(正確にはメーカー宣伝部が間に入るが)
学生時代には考えられなかった状態で日夜働いている。
(どちらかというと昼夜かな?)
この業界を目指すひとがどれ程多いかは判らないけど、仕事は面白いし、いろんなひとに逢えるから頑張って入ってみては?と思う。
ただ良いことばかりじゃない。
給料が安いのは、いずれ時が来た際に独立すれば良い話なのだけど(独立は他の業種より多い)、
決定的に違うとすれば時間感覚が違うんじゃないかなと思う。
夜のシゴトでもなく、サラリーで暮らしてもサラリーマン的な生活ではない。
(稀にサラリーマン的にシゴトするひともいるが…)
事務所にもよるが、ウマイとこは偉いことになってたりする。
(しかも常識を越えた精度を常に叩き出す)
で、いま書き文字で僕レベルが簡単に伝授できること、長い時間平気で働くコツをあげてみると…
ひとつ、良い椅子に座る
(自分の体重や体型、好みの座面)
ふたつ、仕事場を半住環境化する。
三つめは、仕事が無いときは帰る。
(この三つめが非常に難しい)
…こんなとこだろう。
集中して仕事こなすから俺は大丈夫…というひとも仕事は一人でやるものじゃないしね。
連携があるなら余白を余白として扱うしかない。
それが全てではないが、待ちが発生することは多々ある。
(余裕をスタッフに作るのも仕事だしね)
だから長い時間職場にいる事を身に付ける。
(耐えるとか耐えられるではないのがポイント。)
外に出られる人は打ち合わせをうまくコントロールして家に早く帰るなんてしてるひとさえいる。
(営業に多いね)
ホントのとこは、人脈を健全化しておけば、あとはケータイ一本あれば済むとこなんだけど。
体得して結構使える技術かなと思う。
3つめの早く帰るは、見極めが必要で、夜中から始まる仕事が多い事務所は大変。
まぁ若い間は体力で凌ぐだね。
恐らく、仕事できるひともこの境は非常に気になるとこだけど、勘を養えるまでは、気合いで頑張ばるしかないんかな。
まー今日も忙しくて終電だった訳だが、広告の仕事は正直楽しいと思います。
えぇもぅ。