ラーメンをすするところから文化について考える。

ラーメンをすする。

「ズズズズズ〜」

映画『たんぽぽ』でイタリア人がパスタをすすっていた

「ズズズズズ〜」

ウマイと思える食べ方はすする方にあるかも知れないが、なんだかなと興ざめした覚えがある。

中国人が僕ら日本人のラーメンをすするのをみて
「日本人は色々洗練されてるけれど、麺を食べる食べ方は農民みたいな食べ方をするのね」
と残念そうな表情を浮かべる。
(農民の食いかたを見て真似たのか?)

また、日本では茶碗を持ってご飯をたべる。
左手にお茶碗、右手にお箸の幸せ。

日本近隣の某国では器を持つのは行儀が悪いらしく、銀器を食卓に置き犬食いをする。

おそらくラーメンをすするのも、某国の犬食いも、文化を持ち込んだ国が仕組んだブービートラップなのだろうと時折思う。

どんなに頑張っても文化的に輸入元を上回ることが無いように巧妙に仕掛けられた4000年の伝統を持つトラップという置き土産。

あまり良い気分はしないが
ラーメンをすするのはウマイから仕方がない。
また、コピーキャットを良しとする文化においては
色々勉強になるな。