広告制作会社の企画屋は面白い。
 勉強好きでないとダメだが
 調べものが好きとか、
 分析が好きとか、
 話しを聞くのが好きでハッと閃くとかそういう人は広告制作会社の企画屋に成れるならなると良い。
 お客さまの話しをきちんと聞いて、筋道に必要な仮説を立て、話し相手の抱える問題を解消しながら一気にどーんと儲かる算段を立てるとか。
 そういうのがやたら楽しいからかなりオススメ。
 (話しを聞かないで盛り上がっちゃう人は家に帰って味噌汁でもすすってると幸せかも)
 いままで仕事外でなんとなく内容を軽く知ってるつもりでも、一度仕事になればガチで絡むわけで「へ〜!!」って頭に刺さる刺激がバンバンきたり、
 食べ物だとか趣味だとか自分の好きな分野について、認識が豊かになるわ、その業域での商売の勘が活かせるようになるとか、運や人間性の向き不向きなど色々あるけど、とにかく色々できちゃうなかなかレアレアな数少ない仕事かと。
 (専門で固定の業種をミッチリやりたい、応えが欲しい人は一瞬メーカー広告担当と言いそうだがあれは違う。どちらかと言えばきちんと応えが出る化学系の研究職に着くと良いだろう)
 経営コンサルタントが響き的には近いが「売りたい」という明確な意識がないと僕みたいな「売るための売れる企画屋」は呼ばれない。
 チケットで切り売りは出来ないし対応スピードの加速が違う。
 また、通常のデザイナーやコピーライターにはない「売れる勘所」を注入するわけで。その分別途費用も掛かる、その分色々立ち回らなければならないし、その分成功させる金額分の責任もある。
 だから経営コンサルタントみたいに苦楽を共にするのでなく、商売の効果を最大限引き出す売り上げを爆アゲするガソリン的に派手に振る舞えるし、振る舞えなければ終わりなわけだ。
 (まぁ振りは重要じゃないがね。信頼を得るには当たり続けるしかない)
 もちろん、それにはかなりの勉強と苦汁をナメナメする必要も時にはある、挫折とか長い待ち時間とかも正にあるが、楽しい時間が長いから良い面もある。
 あと、企画屋とかプランナーってのはイキナリ成るもんじゃないと実感もしてるから、企画屋とかプランナーになりたい若い人は色々回り道するのとかもオイシイと思ってみるのも良いかも。
 デメリットとしては私生活の磨耗とか?
 まぁ、気のせいだろ。

