バイバイ、ニュースペーパー。

●ガ島通信は面白いインスピレーションをくれた。

ガ島通信の2/22日の投稿で新聞の広告費減について
書かれています。(電通調べを反映
同投稿で、1990年の新聞広告費がピークで1兆3592億円
2010年新聞の新聞広告費が6739億円。

ここは、バブルのころとの比較と書いてあるが、
20年前と比べキレイに半分の額に下がっていることを
認めるべきではと思った。

●紙の新聞メディアは終わった。

ガ島通信さんは新聞社から出てきた人なので、
あまり強いことを書かないのでしょう。

僕は広告屋の端くれだから、ここは自分に言い聞かせる意味でも
強く打ち出しておいたほうがいいと思ったので記載しておきます。

紙の新聞は終わった。

ここをきちんと認識しておけば、今後のプランニングなどで
提案と現実の間にブレが生じることは減ると思います。
ですから、特に肝に銘じておこうと思ういます。
(広告の華やかな時代の本当の幕引き。決して喜ぶ話しではない。)

●海外にみる新聞の現状

イギリスでは、高級紙インディペンデントがロシア人に買われた。

アメリカでは取材記者がAOLに雇用されるようになった。
Google翻訳による機械翻訳版)2009.10.24

つまり、イギリスでは海外の富豪のコマに成り
(ロシアのスパイ上がりの富豪らしい)
アメリカでは取材記者がデューダしたわけだ。
AOLは結構な人数の取材記者を雇用したようで
活用する意味のある人材は再雇用されるよいった典型の用でもある。

●日本は?

日経が電子版を出してるが、物理的に輸送コストが無いメディアになぜ
4000円も払うのかと、中々横柄な態度を崩さないのが現状のようで。
(恐らく、現業の人への配慮などがあるのだろう。
あと「電子版」という懐古趣味が死亡フラグっぽい)

何でもや安くすれば良い訳ではないが、
物流コストや紙面の印刷費、紙代などを考えれば、
現物と同価格というのは考えがたい。
要するに、古い体質から脱却できていないのが露呈している。
現業の人たちへの配慮は、購入者を無視している面と共存する。
(ガ島通信にも体質改善ができていないことが記載されていた。)

●日本でも有名な新聞社に勤めていた人材は再雇用されるだろう・・・?

でも、日本もAOLみたいに雇用があるんだろ?

そう思うかもしれないが、ちょっと楽観視はできない。
前出の記事を見ていたときにTechCrunchでの
幾つかの記事を見つけたからだ。

2009.7.29にある記事ではAOLが、1500人の記者を雇い入れている
話しが記載さえている。(Google翻訳の機械翻訳

人数の記載がその後修正され2000人を雇っていると判明。

続いて2009.7.30には、AOLが元記者3000人を雇っていると紹介
(こちらは、前回掲載で人気記事だったらしく日本語化されている)

要するにAOLが「Blogに力を入れよう」と考えたわけで、
それが原因で記者の囲い込みをやった感じという因果がある。

●パーソナリティ溢れる人材を探せ。

Facebookなんかを見ていても分かるとおり、アメリカ人は
自分の趣向を前面に出し、特に新聞などは文責をきっちりいれて
「自分の主張を出していた」から、AOLがパーソナリティを
集めようというときに白羽の矢が当たったと考えられる。
(Sex and the cityでも主人公はコラムニストは
バスに顔写真が出るくらい自分を売りにしていたのを思い出す。)

時代の寵児になる可能性がある人が、失職寸前で
ウロウロしていた分けだから、そりゃスカウトする。

だが、日本の文責を誰も持たず、
新聞社の看板で食ってきた人たちが、
今後パーソナリティとして売っていけるかは正直疑問だ。
(そのまま社会に通用する、新聞記者としての名声、キャラ、顔、
人間的魅力、文章的魅力が財産として備わっているかということ)

あと、日本でAOLみたいに新聞記者にお金を払う会社があるか?
ということ。残念ながら新聞記者に興味を持つ日本人は
少ないだろうから、この先そんな奇特な会社は出てこないだろう。

●日本版AOL、パーソナリティ収集企業のドアをたたけ!

実はAOLと同様のビジネスモデルを展開している会社もある。

それは、Ameblo(サイバーエージェント)だ。
テレビが枯れてきて、露出する媒体がなくなってきた
芸能人を擁護し、大量に集めることでBlogを媒体化している。

集客力があるブログを作れば、自社がメディアとして
揺るがないことを確信しているように、
せっせと芸能人を囲っていく。

だが、新聞記者をせっせと囲おうとは思っていないだろう。
彼らのマネタイズは、有識者相手ではない。)

●他はないのか?

他には?
可能性としてニュースが売りだった「ライブドア」
「以前は」あっただが、
新聞屋にホリエモンは虚勢されてしまったから残念ながら
就職先としては実在しない。
(ものすごいブーメランだ。堀江氏がそのまま進んでいれば
いま、もっと面白い世の中になっていたと思う。)

●ホンダ創業者、本田宗一郎の右腕は言う。

結局「松明は自分の手で」という藤沢武夫の言葉のように
新聞屋は新聞屋の手で生き延びるしかないように思う。
(未来を潰したり、高い金でぼったりする余裕があるんだし)
もちろん、ここが明るい未来への扉を開く
局面ではないのは 分かった上でだ。

再度華々しく新聞が返り咲くことはない。

●トランスフォーム!

形を変え、世の中のニーズにあったソリューションとして
受け入れられるカタチで~恐らく今よりスリムな~新聞に
携わっていた人たちが新しいカタチで生きていくのだと思う。
(キンドルやiPadの新聞として生きるのは極一部と思う)

大きな新聞社がそのまま残るかもしれないが、
たとえば、公的資金を注入して延命するようになっていくなら
それは長い長い死を意味するだろう。

社会の流れを肌で感じる職業だろうし
頭の良い彼らだからこそ、変化を許容し新しい時代に生きる
手本にでもなってほしいものだ。
良い大学でて高給取りでバブルの利益を享受した彼らには
いまの時代に手本を示す責任があると僕はおもう。

 松明(たいまつ)は自分の手で ←絶版だったが、近年見直され新書化。価値ある一冊です。