軽量であることは、チャンスを増やす。~旅でのマクロを考える~

撮影機材は軽い方が良い。
旅に出た際や、土日の行動範囲を広めたい部分があり、
カメラを持ち出す際に重さを重視して装備を決めている面が有る。

前回お勧めしたDA50-200も200g代中盤のレンズで同クラスのレンズメーカーの
製品などからすると割と軽く、旅を楽しむ装備の一つとしてとても役に立っている。
望遠ズームレンズはメインの広角~標準レンズが写せない部分をカバーするユーティリティ的な
存在なので、小さく軽く、使い出があって持ち運びやすいのがイイと考えている。
で、望遠ズームの使い道として、もう一つ忘れられないのが「望遠マクロ」の代用品としての
活躍シーンをカバーできるかどうかがある。
望遠マクロと言うと200mm代のレンズでのマクロ。特に花などを撮るときにと重宝するものですが、旅先にそんな重いレンズをどーんと持ち込むほど屈強でもないので、
このDA50-200にクローズアップレンズをつけてマクロレンズの代用をしています。

クローズアップレンズは被写体と感材の間に入れる異物的レンズで、これを入れることで
最短撮影距離を狂わすことができ、結果としてモノにグッと寄った撮影が可能になるのです。
僕が使っているものはケンコーのMC No.2で、そのほかにNo.3、No.4なども持っていますが、
No.2が一番ベターな選択となっています。(接近できる距離がちょうど良い。)
本当は接写リングの方が被写体とカメラの間に異物を入れずに接写ができるのでベターなのですが
売ってないので使えません。また、絞りなどの連動を考え、レンズを外す回数を減らすと言うことを
考えると、まぁ、クローズアップレンズでイイかな?と言う感じになります。
簡単にメリットに触れておくと、手軽に買えて、装着もフィルター感覚。
(マクロレンズの1/40位の価格?)
なにより60gレベルの重さで軽くてサイコー
旅行やちょっとした散歩撮影のお供にばっちりだと言うことです。
お手軽マクロ!
マクロレンズの代用ということを考えると、あと代表選手となるのは、リバースアダプターがありますが
あれは、絞りリングが要求されたり、レンズの最も重要な玉、後玉を被写体に超接近させたりとリスクが
高いのであまり勧められたものではないかなと。
自分自身もリバースアダプターは持っていますが、家の中で遊ぶレベルにとどめています。
持ち出すと言う観点で言えば、マクロレンズもキヤノン、コシナ、で2本持っているのですが、
どちらも持ち出す頻度は極端に少なく、もっぱら、クローズアップレンズで「なんちゃってマクロ」を
楽しんでいる感じです。

なお、クローズアップレンズにも高級品が有り、周辺の歪曲を押さえた2枚1群のアクロマート仕様の
製品がそちらに当たります。
一応そちらもココにはっておきますね。
リッチな方にはこちら!