選挙とデジタルデバイド改善からくる、次世代日本の政治と政府

●ネットで選挙?
Cnetで選挙をネット化することについて書かれていた。
http://japan.cnet.com/panel/story/0,3800077799,20403076,00.htm
選挙活動にネットを混ぜてみては?ということ。
良いと思う。
全部ネットに変わることはないというのは、
今の世の中を見てわかるし、以前の説明が無いまま進む世の中より
ずっと情報が手に入りやすい世の中になってきたとおもうしね。
で、何が問題かというと、デジタルデバイドが問題みたい。
Cnetでは断片のひとつだよ~的に書いてあったんだけど、
穴が開いてりゃふさげば良いし、いままでも問題だったわけだから、
この際それも解決しちゃえば良いんじゃないかな?
60を越えた年寄りも全部ひっくるめてNetを活用。
というのは、絵空事に聞こえるかもしれないが、
目が悪くて手が動かしずらいなんて話しはあるが、
キャッチアップすることはできるんじゃないだろうか。
(僕の嫌いな団塊世代だ、
 興味があること、こと政治問題はキャッチアップするだろう。彼らなら。)
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20091109/194160/?P=2
キンドルのレポートでじいちゃん連中が
アメリカで使ってると言う話しが出ているが、
このあたりに解決のポイントがあると思う。
デジタルデバイドを解決と言うことにしたいのなら
・テレビのリモコン並みのわかりやすさ
・やすい
・画面がでかい
・通信ができる
・軽い
・電池が持つ
こんなところが解決できれば良いんじゃないだろうか。
カラーじゃなくても良いから(色判定が難しいことになってくる年齢だし)
デジタルデバイスを国がスポンサーで作れば良いんじゃないか??
国じゃなくても良いけど、デジタルデバイド対策支援金でもだして。
日本のガラケーじゃないけど、国や文化に合ったデバイスを
生み出すのは何も悪じゃないし、iPhoneなんてAppleのエゴが
作り出した局地的なガラケーをみんな利用して楽しんでるわけだしね。
新デバイスの登場がひとつのキーになると思う。
おそらく、バイブルサイズのネットビューアー
(面白いサイトと国がらみの情報が見えるとか。)
●ネットで国政が変わるの行く先は?
民意を国政に反映させる上では、国会なんて古いものは
恐らくネットが成熟すれば必要なくなる。
(多数決を効率化するために、多数決件を国会議員に委託しているのが
 議員性民主主義なのだからね。)
じゃ、国会議員は要らないの?というとNo。国会議員はいる。
何をするかといえば、立法案を出すことと、行政機関を見張ること。
政治屋さんは、民意でジャッジするネタを提出する提案屋に移行するのと
行政機関の見張り役。
おかしなことが起こるのに釘をさす。
おそらく、腹芸と化しているよりもっとスピーディでドラマチックだとおもう。
Yes/Noの投票が決めるものを提案するのは恣意的に行うこともできるわけだし
現状も恣意的に、いろんな人の意図のやり取りで法案ができてきてるわけだから
それをもっと明快化、スピード化するわけだ。
今まで見たいに多数決をする部分が必要なくなるから、国会議事堂もあんなに
スペースが要らなくなるし、あんなに全国から東京にやってくる必要もなくな
る。もっと、スリム化した国会が行われるんじゃないかと思う。
そのぶん、地方に目を向けて、地方出身の議員は、地方に根付く提案を国会に持
ち込むことになるんだろうし、それ以前に議員の数が多すぎるので議員を減らす
と言うことになるのでしょう。
(合議をする機関でなく、提案をするアイデア機関になっていくわけだから。)
政府は?公僕たる政府は面白いことに、次官レースが無くなりそうだから、
次官候補からもれた有能な人も省にのこりシゴトをきちんとする。
で、採用がグッと減る。
そんな毎年有能な年間2~3000人くらいしか生産されない東大生を非生産的な機
関に投入する必要は無いのだから、コレはとっても省エネだし国を運営する
(国を運営する=税金を取る。)上で中々バランスがいいことになるのではと思う。
もはや、産業構造も世界のスピードについていけない状態で、
頭のいい奴をポストの奪い合いに熱中させている場合じゃない。
とまぁ、そんな風にいくんじゃないかな?
リソース配分がうまいこといくことを願いつつ。