「グラコロ」を更にウマくする。(グラコロは)日本マクドナルド株式会社(のやつ)

「グラコロ。」
「グラタンコロッケバーガー」と以前は言ってた様な気がするちょっと前に噂になってたアレだが機会が出来たのでテイクアウトプリーズな訳だ。
噂の争点としては「前の方がうまかった…云々」だろう。
私の記憶が確かなら…こんな感じ…レギュラー製品に成り得ない味だった様に記憶する。
テリヤキバーガーやフィレオフィッシュに成りきれない何かを孕んでいる訳だ。
(「月見バーガー」の持つ悲哀…ファーストキッチンの「ベーコンエッグバーガー」に似過ぎていたアレな感じ…とは別のなんとなくダメな非レギュラー商品らしい「決定的な何か」の欠落、絶望的な悲哀が感じられる)
ネーミングはいつの間にか「グラコロ」になってる訳だし可愛くて良いと思う。
問題は味だろう。
過去を美化しようとする「記憶色」ならぬ「記憶食」…否「記憶味」とでも言おうか
その幻影にさえ勝てないパンチの無い味。
これに問題が有るのだろう。
で、今日は珍しく俺からの提案を込めて。
カミーユ・ビダン宜しく、ジャンクに成りきれないコロッケなんて「修正してやるぅ!」な訳だ。
家に持ち帰った時点で少々戦力ダウンするマックのバーガーだが、それだけに気付かせてくれた。
ホワイトソースグラタンにサクサク衣。
そこに加えるキャベツにタルタルソースのハーモニー!!!

タルタルソースに酸味が足りないぞ。
そう、洋食屋では叶うその空気(味覚に訴えるものがないまっさらな状態)とタルタルとフライの3層構造。
初めにタルタル→フライ→中身…
と進む味の進行がうまくバーガーの中では成り立たないのでは?
バンズ→タルタル?→フライ…
しかも悪いことにフライの中身がたっぷりのホワイトソースだ。
フィレオフィッシュでは成り立つ「バンズ→タルタル→フライ」の公式がグラコロでは成り立たないのだ。
バンズ→タルタル→フライ→グラタン
タルタルに新鮮味が無く、フライの中のグラタンと似通い相殺してる感じをどうするか。
それが問題だ。
で、解決策。
友人からもらった大阪みやげの「大黒ソース(たこ焼き用)」こいつを「グラコロ」にひと掛け。
「ぅんまぃ!」テ~レッテレ~♪
なんとむちゃくちゃウマイ!
バンズ→大黒ソース→(タルタル)→フライ→グラタン。
キチンと連携出来て深みのあるソースが「バンズ→フライ」に成りそうなベタな展開をグイと引き戻してくれる訳だ。
酸味がヤヤ強い甘辛な中濃ソース。たこ焼き用がまさかグラタンと合うなんて!
家に持ち帰るひとは是非この味お確かめください。
(東京のブルドック中濃は少し甘すぎるから、醤油とウスターのブレンドも有りかも。)