わびさびとか何とか

絵の具を補充しに世界堂へ向かう途中、ビックカメラにポメラの先行デモ機でもないもんかな?と寄ってみた。
ポメラはなかったが驚きがひとつ。
ビックカメラで年賀状が売っているのだ。
年賀状だよ、年賀状。
ローテク、ワビサビ、明治以降だかに無理矢理作ったワビサビの心。忘れかけられている日本の文化。年末の心尽くし、中島みゆきがCMにでる年賀状がだ!
なんかこんなあざといことしてると、湿っぽさが心地よかった昭和な文化は廃れ、エプソンとキヤノンのプリンタビジネスもろとも崩壊することになるだろうなとプチ予想がたってしまう訳で。(北の国から風。)
郵政が公社化し、制服が薄汚いケミカルなジャージに変わったり、不採算地域の郵便局の合併を行ったり、まぁ、癒着やシガラミを清算して機能的になったことは認めよう。
ただ、文化や育ててきた信頼までは捨てる必要はないのではないか?
昔話だが、郵便局員はパイロトや弁護士、総理大臣と同等くらいのちびっこ憧れの職業だったはずだ。
今はかなり地味で解らない仕事になってしまったのだと思う。
さて、話戻して、年賀状も量販店やミクシイを使ったり圧着ハガキ広告付きで販売を行う様になってはおしまいなのではないか?
ハイテク郵便物?
メールで充分でしょ。
合理化は子供らの夢と、広告業の仕事とクライアントを奪う。(ハガキ一枚作るのだって、クライアントとしてのエプソン、キヤノンだって仕事の種だしね)
流通の皆さんも、公社の皆さんも軽はずみな事をせず、価値を充分に引き出せる販売を考えてくれよなと思った。
(エプソンとコラボでエプソン専用用紙のハガキをエプソンの宣伝入りで数割引で売り出すとかな。圧着とかでなく、奥ゆかしく切手サイズ位の広告面とユニセフへの寄付もコラボするとか)
まー後の祭りだが、こんな状態じゃ多くの企画屋はニヤニヤ見守るに留まるんだろうな。
仕事柄みで嘆いてるというより、ハガキ作りが意外と好きだったのでね。
去るもの追わずかな。
では、まー、お口直しに最近井川遥とともにぐっと女っぽさを上げてる内田有紀でもどうぞ。(たまたまポスター見つけた)