キャンバスが乾く。

クサカベのジェッソ(軟練りフラットタイプ5年もの)を塗りほったらかしたキャンバス。
シルバーホワイトであれば10年くらい待たなければならないものが、
ものの一時間後にはきちんと乾いている。
油絵をやっていた身からすると拍子抜けだ。
少なくとも1年は待たなければならない部分を1時間で。
リズムや気分の喚起を考えるとさっぱり行けてない。
まぁ、仕方ない。
時代の流れと必要に迫られている部分も有り、
早いにこした事は無いのだから。(これとは別に、もう少し号数の大きいものを、シルバーホワイトで作っていこうと改めて考えさせられる。)
クサカベの絵の具に関しては、近年かなり感じが変わってきているらしく、マツダスーパーが売っているのなら、マツダスーパーを探してまた使う事にしようと思う。
友達からもらった絵の具は、その一群でまとめ、その中で運用をしていこう。(これは、ジェッソを塗って早めに描くと言ったものに利用すれば良いだろう。)
作品を作ろうと言う気も湧いてきているし、色々やってみようと思う。
まずは小手調べ、自分がどんな人間になったかを改めて感じるとともに、楽しんでかければ良いなと思う。
そう、あと、今回はアクリル絵の具を使って描くことにしたのだが、
アクリル絵の具といっても色々有り、少々迷った。
ホルベインは今回使うだろう色がしっかりと有ったのだが、
若干ホルベインと言う名前が好きでないので、やめる事にした。
リキッテックスは高校の頃厄介になっていたが、今回きっちり使い切ろうと思っているところも有り、実験的に別のメーカーで良いかなとも重い、ターナーの絵の具を買う事にした。
ターナーのアクリルガッシュだ。
アクリル絵の具は面白いもので、別のメーカーのものを混ぜるとおかしくなる(だまになったりする)部分が過去に何度か有り、またメーカーによって粘度が違う部分が有るので、今回みたいに混色をしないで描こうと思っている場合でも、きっちりメーカーを分けて買う事を心がけておいた方が良いと思う。
こと、アクリルは油絵と違い、硬化してしまうスピードが速いところも有るので、使う分だけ買う。使いたい色がそろうメーカーを買う。コストパフォーマンスがそこそこ良いものを買う。
そんな感じで良いのではないかと思う。
ヒュートかチントとか、そんな染料系の色がほとんどだろうけど、
まぁ、とりあえず、奇麗めに見れるものがかければ問題ないので、
このタイミングで絵の具としての使い心地も見定めながらきっちり描いていこうと思う。
まぁ、そんな感じだ。