ご来光と記念行事

写真をやっていると「初日の出」というのは、なんだか感慨深いもののように感じる。
今年は一人で年越し、身が引き締まる思いで新年を迎えたが、
その中で「初日の出」となると少し考え込んでしまうところがあった。
新宿にいるということもあり、東京都庁の展望台がいいのでは、と思ったり、お台場のテレコムセンターがいいのではと思ったり。
都庁、ここの展望台はくじ引き抽選だということがわかる。
テレコムセンターは以前に聞いた話では、カップルも多いし、結局何のために行ったかよくわからなくて疲れたという話を聞く。
(まぁ、多かれ少なかれ疲れるのだ。)
浅草は浅草寺で揚げまんじゅう、人形焼きをぱくつきながら2年参りをすませ、モツ煮と大盛り焼きそばを頬張り「初日の出」のことを考えていると、少しばかり変わった趣向を考えてみようかという気になった。
カップルばかりでなく、疲れず、すぐに家に帰れて、そして「初日の出」を堪能できるところ。
新宿界隈の場所をGoogle Earthを見ながらケンコーのサンガイドで日照を調べる。
これで準備万端。
あとはサンガイドを持ちながらロケハンがてらに目指す場所へと自転車を走らすばかり。
行ってみると、数人だけ、カメラを持った地元の人と、高校生が6人くらいご来光待ちをしていた。
「初日の出」の撮影、感慨深かった。
やってみると
まぶしい。
点光源の撮影。
寒い。
数秒後には割と普通の風景。
順光側にはとても良い桃色の景色が…。
というものである。
ご来光自体は…まぁ、いいんじゃないか?
これも場所を変えてできるという意味ではいいのかも知れないが、
CCDを痛めるということを考えると、フイルムカメラに任せた方がいいのかも知れない。
そう思えた。
ひとまず、いろいろあったが道すがら収穫もあったし、色々思うところもあったので、なかなか有意義だったと思う。
また来年やるかは微妙だ。
(こればかりは、ロケーションをかえながらやると楽しのではと思うように思えました。)
写真はEOS30DとEF50f1.8IIで撮影。まだこのカメラに慣れないでいる。