iPadでシュタインズゲートをプレイして

アニメのシュタインズゲートが面白かった。
でiPad版が出るというのでやってみた。
感想としてはゲームではないなと。
これがポートピア連続殺人事件の末裔てきなゲームなんだろう。
声優も豪華だし、なかなか楽しい。
ただシステムに違和感を覚えて聞いてみたら「エロゲ」のシステムに同じ…とのこと。
ふぅ…
ただこのエロゲシステムがなければこのシュタインズゲートというゲームもなかっただろう。
人間は時間的生き物である。
物語の筋道
…など一本道の世の中の分岐やフラグを回収し何度も時間を行き来する。
「〜ルート」なる用語がエロゲ全般では普通なように現実に近い世界をリプレイし放題…。
リプレイし放題な現実に壊れて行く主人公などまで用意されており、現実とずれてしまった壊れてしまったプレイヤーのゲーム観を嘲笑うかのようにも映る。
映画「ハムレットマシーン」でオフィーリアが何度も死に次第にオフィーリアのことなどどうでも良くなっていったハムレットのように、主人公もプレイヤーのゲーム観も変質してしまったのかもしれないな。とゲームの世界をさ迷いながら考えてみたり。
またゲームにはスキップがついており、再度プレイしている人向けに会話をスキップしフラグ回収をするだけの状態が用意されている。
見えないはずの分岐が露出し分岐の部分でスキップは止まり、ルートを回収するだけの作業に変わっていく。
これはゲームか?
プレイ後にはなんとなくタイムリープマシンに頼りたい現実とゲーム世界が入り交じった感触を受ける。
もし、あのとき、こうだったら…
なんて現実には大して意味はなく決断と進行する時間が全てだというのに、なんとなく感覚がズレて麻痺をしてくる、そんな面白さがあるようだ。
ここ数日世界線の移り変わり、分岐フラグをバシバシ感じ、自分の判断が正しいのか、判断スピードが足りていないようで歯がゆい自分がいる。
世界線を越え過去に戻りたいなどいままでに無い感情さえ覚えるようになった。

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