空気が澄んだ冬の夜は、長時間露光がお似合いです。

長時間露光。
星の写真を撮る人の領域?ともおもわれる三脚必至の
長時間露光撮影に空気が澄んでいるのでチャレンジ。

従来の夜間撮影に持って出かける一脚も今回はお休み。
 杖代わりにも??
せっかく天気がよくて、空気が澄んでいるんだし…と言う訳で
多少の重量増もいとわず三脚を肩に、夜の街に繰り出す訳です。
(撮影にねw)
長時間露光には基本的に必要な道具が3つ。
(とは言っても当方はかなり簡易的。)
まずは、どっしりとした三脚。
そのとき、通常の構えの高さに間に合うくらいの高さが
確保できてると、アングルを選ぶときも色々楽かな?
雲台(うんだい)は、僕はビデオ用の雲台が好き。
一脚は自由雲台ですが、やっぱりしっかり撮りたいときは、
しっかり水平を追い込んで行けるとイイですね。
(家の近場で撮るときは、中判カメラ用の
おも~い金属の三脚に*istDsを設置して撮る感じ。)
三脚選びは色々有りますが、僕が選んでいるのは家ようのもの
意外は、軽くて長いものです。
高額なカーボン三脚などはちょっと無理なので、
そこそこ安くてそこそこ軽いものを選んでいます。
(安いと、がた付きなど不安なので予算に合わせてください。)
  このあたり?
で、次。
レリーズを手で押していたのでは、ブレてしまうし、
セルフタイマー2秒とかを使うこともできますが、
好きなタイミングで撮ることができないので、
リモートスイッチ/ケーブルスイッチが必須と言う感じ。
特に寒い冬空のもとレリーズをちょこんとやるのはわびしいので
そんなに高いものじゃないからかっちゃいましょう。
(ケーブルレリーズってかっこいいじゃん。)
 これはペンタ用ね。
最後に水平器。(水準計)
水平がきっちり出るとイイですよね。
僕の家から持ち出す三脚にはキッチリついているので
それ見ながら水平を合わせていますが、軽量な三脚の
雲台にはレベルゲージなんて着いていませんから、
カメラのシュー部分にちょこんと。
と言う感じで着けておくとイイと思います。
(これは、つけたきゃ着けるレベルでも良いかな?)
 風景とるなら有るとベター
あと、あるとすればNDフィルターやPLフィルターかな?
あれ?4つ目?
まぁ、フィルターワークに関してはご自由に。
ISO50とか使えるカメラでなら
またちょっと変わってくるでしょうが、減光フィルターや
PLフィルターを使うのも充分楽しそうですね。
  光をコントロール!

(写真はCOSINA MF 20mm F3.8 樽型の歪みが少なく好きなレンズ)

あと、これは好みによりますが、円形絞りか星形になるかを
絞り羽根の数で計算して撮影するなどしても楽しいかも。
(偶数は亀甲型~円形。奇数は光芒がでてそれぞれ楽しい。)
絞り羽根の数がよくわからない場合は、好みの広角レンズを中心に
いくつかレンズを手につかみ夜の街に繰り出すのが得策かも。
まず、撮ってみて光芒か亀甲か?と言う感じでイイかも。
今夜当たり、手近かな三脚とカメラを持って夜の街に出かけませんか?
<レンズについて余談>
上に載せたCOSINA MF 20mm F3.8は絞り羽根が5枚なのでこういう光芒になります。
なぜかCOSINA MF 20mm F3.8は酷評をされることが多いですが、
広角レンズ然とした使い方をする限りは歪みも少ないし、良いレンズだと思います。
某所ではマクロ風の物に接近する撮り方をしてるから
「像が歪む」とかって話になるのでは?
広角レンズなら当たり前の話になると思うんだが…。
(30年位前の古いレンズだし、コーティングは仕方ないと思う。)

コメントを残す