怒りのチバロード ~千葉にて候う~

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上総一ノ宮からの帰り、千葉がそこから街でなくなる場所「蘇我」に差し掛かったため勢い降りてみた。
iPhoneの電池は切れ、メインカメラのXQ1の電池も切れあとは魚眼を着けたE-PM2のみだったが、この辺りは嘗て高炉のメッカ立った場所。
ロケハンも兼ねて降りてみた訳だ。
西口を出て海側を目指したところ…
まばゆい光のライトアップ、工場のライトアップを目指したはずだが様子がおかしい。
正月2日だからさすがにライトアップは…
という思いを無視し真夜中のような暗闇にピカピカと輝くそれは、ジェフ市原のスタジアムでした…
そうか、JFEが元でジェフ市原なのね…

いけふくろう並みのオヤジギャグだな。

と変な感心をしながら25秒のスローシャッターを切る。
ロケハンと言えど真っ暗だからハンティングするロケーションがさっぱりわからず、第三駐車場前からJFEを撮り、スタジアムを越えるのが厄介そうだから、逆側の東京ガス方向に歩いていった。

近隣はアリオが中核となるショッピングセンターになっておりアリオ、すなわちイトーヨーカドーでしばしば休憩をし、駅へと歩き出した。
蘇我駅に戻るのも面白くないからおばちゃんに本千葉と蘇我どっちの駅が近いかを聞いてみた。
大体中間とのこと。
「なんなら巡回バスも有りますよ~」
との申し出もあったが、半ば強制的に歩くため出掛けた部分も有ったので申し出を丁重にお断りし、怒りのチバロードへ繰り出した。
(実際には「怒りの…」というより「落胆チバロード」だ…)

ここで大きな間違いと言えば20年前に犯した間違いと同じことをしてるってことで、旅先でオバチャンの道案内は聞き入れてはならないということだ。

オバチャンはクルマとか運転しないし道の説明とかが要領を得ない…
真っ暗な、決して都会でない蘇我を離れ本千葉を目指し出発。

オバチャンは決して責められることはしていない。
善意で道案内をしてくれた。
これは20年前の青森での和菓子屋のオバチャンにも言えること。

いけども行けども本千葉はない。

遠くに列車の明かり。

高架橋。

高架橋の先が本千葉なのか…

行けども行けども本千葉はない。

高架橋をたどっていくと高架橋は国道サイズの片側4車線道路をまたぎ越え、闇夜へ、途中高架橋したの餃子の王将が胃袋を揺さぶるも華麗にスルー

闇夜の高架橋を追うにも道はなくなり、しかも高架橋の上を唸りを上げて通りすぎる列車が速いこと速いこと…

どうやら本千葉は近くに無いなと肌で感じる。

東京の方角は空の輝きの反射で来た方向よりは明るいから判る。
だもんで、とりあえず死にはしないが、疲労と寒さで少し参ってきている。

足をとにかく機械的に交互に前にだし、引き摺らず、音をたてず、最小限のアクションでチバロードを進む。
鴨豚骨のラーメン屋に興味を示すも華麗にスルー。
犬をつれた地元らしいオバチャンに駅を聞く。
近くに駅は無いですか?と。
千葉港の看板を見ていたので「千葉みなと」と言うと「10分くらい歩きますよ…」と。
否、既に蘇我以来2時間くらい歩き通しだ。

スポーツ施設の前を進んだところモノレールに遭遇。

だが、乗らない!

モノレールなんて大した距離を走ってないし、俺の見た高架橋は近いはずだ…。

モノレール駅の改札にある地図を見るとあと一駅で「千葉みなと」だと。

イエス、yes!

それならイケるぜ!

iPhoneの電源が切れてこちら、地図無しで未踏破の暗闇をひた進むのはギャンブルでありスピードが出ないものだが、モノレールひと駅分など造作もない。

本来乗るべきだった路線とは違うが、とにかくJRであり、東京に向かう列車には乗ることができた。
千葉において、蘇我より先、都市部で以外のエリアで運任せで安易に道を攻略しようなどとは思ってはいけないのかもしれない。
なんせそこは千葉なのだから…

佐藤健二

佐藤健二 の紹介

こんにちは~ 思いついたことをカタチにする仕事をしています。 ここでは、ひょんなことから思いついたこととかをまるっと書いていきます。 仕事を離れた書き込みですので大したことは言いませんw

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